日蓮宗新聞

2006年11月10日号

報恩御会式に30万人 大本山池上本門寺

10月13日は日蓮聖人ご入滅の聖日。この季節、全国各地の日蓮宗寺院で第725回目の日蓮聖人のご報恩御会式が行われる。「聖人御入滅の霊跡」である東京大田区の大本山池上本門寺(酒井日慈貫首)では11日から13日にかけてお会式に関連する諸行事が営まれ、30万人を超える人々が足を運んだ。
11日、午前11時から歴代先師聖人並びに池上法類・池上護山会先師報恩法要が酒井貫首を導師に営まれ、この1年間に遷化した先師に供養の心を捧げた。
午後2時からは納経十種供養式法要。本門寺写経会の信徒が九種の供物(華、瓔珞、抹香、塗香、焼香、幡蓋、衣服、伎楽)と、合掌一種を奉呈した。

12日午前10時から営まれた宗祖御更衣法要では、東京町田市などから毎年訪れる武相御召講の65人が御召服を献上。読経の中、本門寺僧侶の手によって日蓮聖人像の御衣が夏物から冬物にあらためられ、参列者は合掌し見守っていた。
午後2時からの宗祖御報恩御逮夜法要には全国から参列者が集まった。午後6時には万灯行列がスタート。池上徳持会館から本門寺までの約2キロを百を超える講中が賑やかなお囃子と勇壮な纏を披露しながら練り歩いた。沿道からは大きな声援と拍手が送られ、池上山内は夜遅くまで講中の熱気と参詣者の賑やかな雰囲気に包まれた。
 御入滅御正当の13日午前8時、厳粛な空気の中、酒井貫首を導師に臨滅度時法要が営まれた。日蓮聖人のご入滅時に弟子の日昭上人が打ち鳴らしたという故事にならい、酒井貫首が厳かに鐘を打ち鳴らした。大堂内は前日から参籠する檀信徒400人に加え、一般の参列者で埋め尽くされ、鐘の音に往時を偲び、低頭し合掌していた。

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