日蓮宗新聞

2006年4月10日号

愛知県に日蓮宗新寺院

愛知県東海市で長年にわたって法華経の布教活動を行ってきた宗教法人「妙法会」(井村一誠会長)が今春から日蓮宗に所属し、新寺院「妙法寺」としてさらなる発展を遂げることとなった。これを受けて3月29日には、東京大田区の日蓮宗宗務院で妙法寺の日蓮宗所属辞令がなされ、井村一誠新住職に辞令が交付された。
妙法寺の前身である妙法会は、戦前に法華経の布教師・塚本たし法尼(塚本三郎元衆議院議員の義母)が、海老せんべいで有名な坂角総本舖の経営者一族である坂かよ氏の支援により開創したのが始まり。二代目会長は安田信好氏(井村新住職の父)が継承し、井村新住職は三代目会長として、法華の道場を連綿と守り伝えてきた。
井村新住職は、15歳頃から塚本法尼の指導の下で信仰生活を送ってきたといい、社会人経験を経て45歳で出家得度して日蓮宗僧侶となっている。
妙法寺では、80人以上の信者が集まって説法を聞いたり信仰を語り合う月2回の法座が欠かさず行われ、その他にも月1回の勉強会と唱題行、地区別法座や世代別の活動などがある。また、このたびの寺院登録に合わせて本堂の増改築が完了している。
辞令交付式では、小松浄慎宗務総長が「長年の布教活動の結果として今日があります。これからも共にがんばっていきましょう」と激励の言葉を贈った。
井村新住職は「教えを伝えることが原点。法華経とお題目の発信寺院として次の代にもつなげていきたい」と抱負を述べ、同席した妙法寺総代の水野邦雄氏は「妙法寺には、まじめな信者がとても多いのですが、日蓮宗のことをあまり知らない人がほとんどですので、これからは井村住職に法華経の本論の部分を説いていただき、さらに親しみのあるお寺にしていきたい」と語った。

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