日蓮宗新聞
2006年4月1日号
身延山大学 宮川学長を再任
身延山大学(宮川了篤学長)では、任期満了に伴う学長選出が行われ、3月23日に開かれた理事会で宮川学長の再任が決まった(任期は平成22年3月まで)。
身延山大学は昨年4月に仏教福祉学科が新設され、2年目の今年は更なる教育内容の充実を図り新入生を迎える。
地域からの注目を集める仏教福祉学科は、県からの依頼で町民の介護実習等も受け入れており、地域社会との連携を実現している。
2期目のスタートを切った宮川学長は、「少子化の中ではあるが、身延山大学には目的意識のしっかりした学生たちが確実に集まっている。“給仕(福祉と菩薩道)”“行法(仏道実践)”“学問(見識)”を教育の三本柱として、教職員一致団結して自己点検と自己評価を絶えず行っていきたい」と意気込みを語った。