日蓮宗新聞

2005年10月10日号

伊藤通明師に「大僧正」

静岡市感應寺住職の伊藤通明師が日蓮宗最高位の僧階「大僧正」に昇叙されることが決まり、9月29日、東京・池上の日蓮宗宗務院で叙任式が行われた。
今回の昇叙は、伊藤師の経歴・事跡を鑑みた宗務総長特除として宗務院内局の賛同を得て褒賞審議会に報告、全会一致で承認され決定した。
日蓮宗には12級の僧侶の階位があり、最高位の大僧正は10月5日現在、伊藤師を含めた六人。
伊藤師は昭和56年から4期16年にわたり宗会議員を務め、その間、平成2年4月から平成5年12月までは宗務総長として、特にお題目総弘通運動の充実推進、立教開宗750年慶讃準備体制の確立に心血を注いだ。毎月28日を「いのりの日」と定め、歳末助け合いでは自ら街頭で勧募を呼びかけるなど、お題目による世界平和実現に向け陣頭に立った。退任後は総本山身延山久遠寺総務、日蓮宗綜合財団理事長など宗門の中核にあって法器養成、檀信徒・未信徒教化に大きな寄与を果たしている。
叙任式には、内局、褒賞審議会の山田潮亮副委員長や武田真良静岡県中部宗務所長をはじめ僧侶約五十人が出席。岩間湛正宗務総長から伊藤師に辞令が手渡され、岩間宗務総長は「経歴事跡、お人柄といい大僧正に相応しいお方とご推挙申し上げた次第です。ご法体ご自愛賜り、後進の我々をお導きくださらんことをお願い申し上げます」と挨拶。伊藤師は「身に余る光栄であると同時に、まさに身ひしきまる思いです。“立正安国・お題目結縁運動”がスタートしたよき年にこの褒賞を頂戴し、身に余る光栄であると同時に、まさに身のひきしまる思いです」と喜びを語った。

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