日蓮宗新聞

2005年10月10日号

今年も「聞香安居の集い」

今年も大本山池上本門寺(酒井日慈貫首)さまの後援をいただき日蓮宗新聞社(長亮行社長)が主催するお香会「聞香安居(もんこうあんご)の集い」が行われました。
初秋を迎えた大本山池上本門寺で9月5日、26名のご参加をいただきまして行われました。

ご正客に早水執事長を迎えて

香道のお家元、三條西堯水(さんじょうにしぎょうすい)御家(おいえ)流第23代宗家を講師に、ご正客には池上本門寺の早水日秀執事長をお迎えしました。
香木のスペシャリスト麻布十番・香雅堂のご主人・山田眞裕氏の講演も行われました。
清らかな香木を香りを聞くことで、仏・法・僧の三宝給仕の心を学んでいただく貴重な機会としてご好評をいただき、今回も開催の運びとなりました。
香筵の前には早水執事長導師のもと法要が厳かに営まれ、功徳をいただき、気持ちも引き締まります。
法華経の経文で描かれた日蓮聖人波木井の御影が奉安されている松涛の間で香筵は開かれました。
秋は何をおいても月とのことで「名月香」が選ばれました。
また香組のもととなる証歌は紫式部の祖父にあたる藤原雅正の和歌「いつとても月見ぬ秋はなきものを わきて今宵の珍しきかな」(後撰集)が選ばれました。
香木は、月今宵と名付けられた伽羅(キャラ)をはじめ、香名花見月・佐曾羅(サソラ)、風待月・羅国(ラコク)、霜見月・真南蛮(マナバン)が用意され、香筵で聞いていただきました。
正客の早水執事長がすべての香木を聞き分け、最高得点者だけに渡される、香筵の記録が記されている記録用紙を手にされました。
仏事には欠かせないお香。日常無意識に扱ってはいないでしょうか。三宝給仕を通して、お香の奥深さを体験していただきたいと思います。

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新年のご挨拶。

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