2005年7月1日号
リーグ戦に向け、ラガー一丸
立正大学ラグビー部(堀越正己監督)が関東大学ラグビーリーグで、念願の一部昇格を果たした。
昨年、立正大ラグビー部は二部リーグ戦を全勝の好成績で優勝。12月11日に行われた拓殖大との入れ替え戦にスコア34─24で逆転勝利し、来季からの一部リーグ入りを決めた。
これに合わせて、熊谷市民を中心とした「立正大学ラグビー部後援会」が設立され、かねてより大学が進めていた立正大学熊谷キャンパスグラウンド整備事業も終了。
5月22日、ラグビー部後援会設立祝賀会と、グラウンド竣工記念試合「対早稲田大学戦」が、新しく人工芝に生まれ変わった専用グラウンドで行われた。
早大戦は、21─57で残念ながら負けてしまったが、堀越監督は「一部リーグを戦う上で強豪相手によい勉強になった。一部の座は簡単に渡さない」と意気込みを見せる。
今秋から始まる一部リーグ戦では法政大・関東学院大・大東文化大・日本大・流通経済大・東海大・中央大(昨シーズンの順位順)といった相手と対戦することとなり、立正大のさらなる躍進を期待したい。
日本代表経験名プレイヤー 力強い堀越監督
〈立正大ラグビー部と堀越正己監督〉
立正大ラグビー部は昭和40年に創部され今年で40周年を迎える。昭和58年のリーグ戦で二部に昇格し、同60年に学内特別強化クラブに指定される。ユニフォームは赤地に胸に緑のラインで、現在、部員約80人。
堀越正己監督(36)は、熊谷工高・早稲田大学・神戸製鋼で活躍し、数度の日本代表を経験した日本ラグビー界屈指の名プレイヤー。平成11年から、ゆかりの深い熊谷で立正大ラグビー部の監督となる。就任6年目にして一部昇格を果たした。