日蓮宗新聞
2005年7月1日号
日蓮宗全国本山会
56本山の貫首で構成する日蓮宗全国本山会の第63回総会が5月24日、静岡市池田本山本覚寺(井田湛孝貫首)で開かれた。
午後1時、本覚寺の檀信徒が参列する中、本堂で井田貫首を導師に先師法要を行った後、客殿で総会を開会した。
はじめに、本山霊跡由緒寺院に対する顕彰費が、岩間湛正宗務総長から本山会会長の堀龍雄貫首(厚木市本山妙純寺)に手渡され、新会員紹介に続き、持田貫宣貫首(茂原市本山藻原寺)を座長に本会議に入った。
事務局から会務・会計報告、会計監査報告があり、続いて、任期満了に伴う新役員の選出が行われ、新会長に井田貫首、副会長に鎌倉市本山本覚寺の永倉嘉文貫首、事務局長に富士市本山實相寺の豊田英世貫首が就任、あわせて監査・幹事・会計が選出された。
また、規約改正案が話し合われ、正式名称は日蓮宗本山会から「日蓮宗全国本山会」に、目的が「会員の親睦をはかり、本山の伝統を護持し、宗門の発展に寄与する」とわかりやすく改められた。