日蓮宗新聞

2004年10月1日号

日蓮宗米国別院(ロサンゼルス)開創90周年慶讃大法要から

金井勝海師、次期北米開教区長へ
金井師は米国別院の第10代主任として1994年に就任以来、別院の護持丹精と現地での布教活動に専心してきた。法華経と日蓮聖人の教えを日本語と英語の二クラスで講義し、会報「蓮華」の発行、世界中に向けたインターネット布教などの信徒教化により、別院を支えるメンバーとサポーターの数は年々増加している。
金井師にとって今年は開教師生活40年の節目でもあり、米国別院90周年を記念した記録写真集と「説教集その四」を自費出版で刊行し、28日の晩餐会で配布した。

五十嵐顕城北米開教区長も談話を寄せる
90年前、ロサンゼルスに蒔かれたお題目の種が、私たちの先輩上人と信徒の皆さまによって育てられ、伝えられてきましたが、その間には、想像を絶する苦難があったと思います。この北米で法華経が未来永劫に布教されていくには、これからも人材作りが大切だと思われます。そういった中で金井先生を中心にして法燈を灯し続けていかれますことをお祈り申し上げます。

別院の存在、私たちに欠かせぬ
…信徒の声…
遠藤さん一家(ロス別院・4世代にわたる外護活動)

いつも家族一緒に来ます。一世の頃からカーネーションなどの栽培を家業としてきました。別院の存在は私たちには欠かせないもので、これからも金井先生をお助けしていきたいです


西原菊男さん(ロス別院・83歳)

アメリカ生まれです。石原慈禎上人(7代主任)の頃にサンデースクールと青年会の設立に携わりましたが、その頃は日米開戦直前で、信徒は皆、生活に追われていましたので、日系児童の教育と日系青年の楽しみの場を作りたいと考えました。外国にいるとなおさらに日本のことを思うものですが、昔は日本人街だった別院周辺も今はほとんど日系人は住んでいません。アメリカの日系人の精神文化が受け継がれていけばいいと願っています。

藤原鶴江さん(カナダ・トロント日蓮仏教会信徒・90歳)
バンクーバーの生まれです。昭和初期の荒川要博上人(トロント教会初代主任)の頃からの信徒で、昨年は身延山にお参りし、荒川上人の墓参もしてきました。最近の若い信徒さんは白人が多くなり、日系が減っているように感じます。

ドン・ロスさん(サンノゼ妙覚寺別院信徒)
家から五百マイル走ってサンノゼ別院の集会に参加しています。お寺では仲間に会える楽しさと精神的な落ち着きをいただけます。今日の法要はとてもすばらしく、伝統と正法を感じました。

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新年のご挨拶。

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