日蓮宗新聞
2004年5月1日号
平成16年度全国宗務所長会議開く
平成16年度全国宗務所長会議が4月20日から22日まで、東京池上の日蓮宗宗務院(岩間湛正宗務総長)で開催され、全国74管区の宗務所長が参集した。
今回の会議は4月13日に第二次岩間内局が発足して初めての全国会議で、新体制下での全国各管区への宗務伝達や質疑応答、地域の活動報告などが行われた。
開会式では、岩間宗務総長から昨年度に活動を終了した「お題目総弘通運動推進本部」と、「立教開宗750年慶讃会」の支部長だった全管区の宗務所長に免辞令が3月31日付で交付された。また日蓮宗新聞を全寺院で皆読している12管区(三重・福井南・京都二部・大阪三島・大阪豊能・奈良・兵庫西・兵庫北・徳島・香川・大分・宮崎/鹿児島/沖縄)へ感謝状が贈られた。
2日目は主に宗務に関する質疑応答が行われた。
最終日には長崎と茨城の2管区が活動事例を紹介。長崎では、信徒青年会の育成を目指し、また九州教区の企画としてラジオ番組(全13回)を制作したことを合川天心所長が報告、茨城では、管区の伝道企画会議で意見交換を頻繁に行うことで、宗門の布教方針を身近なものとして捉えることができたと小林榮祥所長が報告した。
閉会式では岩間宗務総長が「貴重なご意見を宗務に反映し、取り組んで参ります」と挨拶し、3日間の会議を終了した。