日蓮宗新聞

2004年2月10日号

全日仏会長に藤井日光日蓮宗管長

財団法人全日本仏教会は1月28日、京都市内のホテルで理事会・評議員会を開き、第26期会長に日蓮宗管長の藤井日光猊下(身延山久遠寺法主)を推戴した。同日開かれた平成16年新年懇親会には関係者約200人が訪れ、藤井新会長が就任のご挨拶を述べられた。日蓮宗から全日本仏教会会長に就任したのは、昭和57年の金子日威管長(第15期会長)以来2人目。

新年懇親会に先立ち、大谷光真(浄土真宗本願寺派門主)前会長から藤井日光新会長への交代に伴い、記者会見が行われ、多数のマスコミ関係者が訪れた。
午後5時半、会長・副会長・理事長が壇上に立ち、仏教徒の歌を斉唱して開会。大谷前会長は「2年間会長を務めさせて頂きました。今後も皆さまのお力で、全日本仏教会が益々充実、発展することを念願申し上げます」と挨拶した。
藤井新会長は「釈尊のご遺命と受け止め、加盟団体の皆様と共に、大慈悲を説かれた仏さまの教えを宣布すべく重責を拝命しました。世界の多くの人々が苦難にあえいでいる時代ですが、私たち仏教徒が和の精神をもとに力を合わせ、世界の平和に寄与することが求められています。仏旗に込められた六色の光明が世界を覆い、全ての人が幸せになりますよう、皆さまと共に手を携て伝道の歩みを進めて参りたく念願するものでありますので、ご来臨各聖のお力添えをお願い申し上げます」と第26期会長就任のご挨拶と抱負を力強く発せられた。
続いて、安田暎胤副会長(法相宗管長)が乾杯の発声。懇親が深められる中、関係国会議員等が加わり挨拶を述べた。
閉会にあたり、常務理事を務める岩間湛正日蓮宗宗務総長が「日蓮宗としても藤井法主猊下が会長にご就任された責任の重さを感じております。また、各宗派の今後のご活躍をお祈りし、かつご協力、ご支援を賜りますようお願い申し上げます」と閉会の辞を述べた。

財団法人全日本仏教会
仏教各宗派の連携等を目的に昭和32年(1957)に財団法人「全日本仏教会」を設立。現在は58宗派の仏教教団、都道府県仏教会、各種団体等合わせて103団体が加盟しており、会長はその中の主要な十教団から推戴される。任期は2年。主な活動として、機関誌『全仏』の発行、世界仏教徒連盟(WFB)日本センターとして、世界の仏教徒の交流を推進している。

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新年のご挨拶。

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