日蓮宗新聞

2021年7月20日号

第748回開闢会

開闢会①山梨県総本山身延山久遠寺で6月13日、第748回開闢会御草庵法要が営まれた。昨年と同様に、例年当日に行われていた身延山の初夏を彩るご入山行列は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から中止となったが、法要は内野日総法主猊下を導師に厳粛に行われ、日蓮聖人ご在世の往時を偲び、報恩感謝が捧げられた。
今年の同法要は、久遠寺で展開されている共栄運動の概念から、再来年に迎える開闢750年の節目を僧侶檀信徒ともに祝おうと、身延町長の望月幹也氏や身延山本願人会の代表7人が御草庵内に参列し、法要中は献華献灯などの諸役を担った。また来年、ご入山行列が行われれば、富木常忍や四条頼基、お万の方など、日蓮聖人代や日蓮宗史上に名を残す檀越に扮した檀信徒も参列し、華を添える予定となっている。
法要は例年通り、緑豊かな御草庵や隣接する日蓮聖人御廟所に雅楽の音を鳴り響かせ開始。声明、読経、浜島典彦副総務による『身延山御書』の奉読、唱題と続き、内野猊下が懇ろに回向を捧げられた。
内野猊下は、「令和5年は日蓮聖人が身延山へご入山されてから750年の慶祝の歳に当たります。聖人、波瀾万丈のご生涯の中で、晩年の9年間を心安く法華経を読誦し、弟子・信徒を育成されました霊地が宗祖棲神の身延山でございます。私たちが学ぶ日蓮聖人の数多くのお手紙が、この祖山から発信されております。日蓮聖人が身延山で覚知され、ご教示くださった霊山浄土の世界実現のため、門下僧侶檀信徒一体となり、心を一にしてお題目をお唱えして参りましょう。お題目の功徳により、今ある苦しみを乗り越え、未来の安らぎのある幸せな人生を切り開いてまいりましょう」と話されている。

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