日蓮宗新聞

2021年4月20日号

中山法華経寺降誕800年慶讃法要

法華経寺灯籠千葉県市川市大本山中山法華経寺で4月4日、日蓮聖人降誕800年慶讃法要が営まれた。参列した僧侶檀信徒約400人が800年の降誕を寿ぐとともに、聖人に捧げられた雅楽・舞楽を楽しむひと時を過ごした。また法華経寺では降誕800年慶讃事業として数多の日蓮聖人ご遺文を恪護する聖教殿の前に石灯籠を2基建立した。高さは約6㍍もあり文字通りの大石灯籠。
法要に先立ち、日蓮聖人の生まれ故郷でご両親の墓所を護る鴨川市小湊妙蓮寺住職の上村貞雄師が高座に上がり法話(高座説教)した。上村師は「日蓮聖人ご誕生」を講題に「久遠の『法華経』とのご縁でつながれて今ここに座っていらっしゃるみなさまは金色に輝く地涌の菩薩です。お題目で世の中をよくしていくことが私たちの使命であり、800年前にお生まれになられた日蓮聖人が求められたことなのです」と語りかけた。
法要では、僧侶が散華で堂内を荘厳した後、ご宝前に進んだ導師の新井日湛貫首が慶讃文で末法において衆生を救われるためにお生まれになられた日蓮聖人に報恩を捧げながら、大灯籠2基の建立を奉告し、「本仏釈迦牟尼仏の大慈悲と日蓮聖人のご威光が日本・世界に向けた大灯明となり、さらには輝きが大慈悲となり、一切衆生を救わんことを」と願った。唱題では参列者全員がお祝いの心を込め、また一天四海皆帰妙法を誓いながら南無妙法蓮華経と何遍も唱えた。
続いて雅楽と舞楽の奉納が行われた。雅楽は宮内庁の楽師を中心に民間の優秀な演奏家を加え活動している十二音会が演奏。仏教伝来とともに伝えられたという悠久の音色が聖人に捧げられ、参列者も思いを馳せた。
また国重要文化財の指定を受けている法華経寺祖師堂で、今まで舞楽が奉納された記録はなく、同寺開祖の日蓮聖人への初披露となった。「蘭陵王」の演目が舞われ、勇壮な舞に参列者はため息をついた。

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