2014年7月20日号
日蓮聖人御降誕800年ロゴマーク決定!
平成19年にスタートし、4期にわたって展開される宗門運動「立正安国・お題目結縁運動」。この運動は、平成33年に迎える日蓮聖人御降誕800年を最終目標としています。日蓮宗ではこの日蓮聖人御降誕800年を象徴するロゴマークを決定しました。
3つの円は、「我れ日本の柱とならむ。我れ日本の眼目とならむ。我れ日本の大船とならむ」の日蓮聖人がお書きになられた『開目抄』の三大誓願、つまり「柱」「眼目」「大船」を表しています。また円の一つを分割することで、漢数字の「八」と算用数字の「8」が表され、さらにその形は合掌や三大誓願の「大船」が海にうかぶ様子、水面に映される朝日などのイメージを見出すことができます。
宗門運動は、第1期「播種活動」・第2期「育成活動」・第3期「開花活動」・第4期「結実活動」の4期に分かれており、スローガンは「いのちに合掌」です。
播種活動では、「祖願に学ぶ」の方針のもと、平成21年に『立正安国論』奏進750年を迎え、宗門法要が営まれたました。現在の育成活動では、但行礼拝の精神に基づき、「敬いの心で安穏な社会づくり、人づくり」を推進し、方針を「合掌」としています。
来年度からは開花活動となり、宗門運動の後半に入ります。今後の展開として、ご正当となる大本山小湊誕生寺での慶讃法要をはじめ、記念大会や施設の整備、広報・文化事業の推進などが御降誕800年の事業として予定されています。
宗門運動と御降誕800年は別々のものではありません。御降誕のご正当に向かって、私たち法華の行者が目指す立正安国の世界を実現させなければなりません。祖願に向けて異体同心となり、みんなで努力精進しましょう。