日蓮宗新聞

2010年7月20日号

大本山 清澄寺 第13代別当に二宮將泰師

名を汚すことのないよう尽力

日蓮聖人が出家しゅっけ・得度とくどされ、立教開宗りっきょうかいしゅうの聖地である大本山清澄寺(千葉県鴨川市)別当の辞令伝達式が7月1日、山梨県総本山身延山久遠寺(内野日総法主)で行われ、第13代別当に二宮將泰師(千葉県浄光寺住職)が就任した。
伝達式には清澄寺総代5人や井上瑞雄久遠寺総務をはじめとする同寺内局、宗務院の駒野教源総務局長と渡邉義生総長室長らが出席。厳粛な雰囲気のなか、5月に管長に就任した内野法主猊下から、二宮師に辞令が手渡された。
内野管長猊下が「霊跡護持れいせきごじのためにご尽力をいただきたい」とお祝いの言葉を述べられると、二宮師は「心が引き締まる思いです。清澄寺の名前を汚すことのないように精いっぱい尽くしてまいります」と答えた。
続いて、駒野総務局長が二宮師の功績を紹介した後、井上総務が「不惜身命ふしゃくしんみょう・勇猛ゆうみょうな心で、清澄寺の隆盛りゅうせいを導いてください」と激励。
また清澄寺執事長の辞令伝達も同時に行われ、佐々木光道師(千葉県高照寺住職)が再任した。
二宮師は清澄寺のお膝元である千葉県出身。身延山久遠寺と清澄寺との連携を強めながら「千葉の人脈を活かし、清澄寺の聖地としての意識を高めていただくことに努めたい」と抱負を語った。
清澄寺は宗門直轄寺院のため日蓮宗管長が住職となり、管長が任命した別当が護持運営を担う。
◇   ◇
二宮師は昭和8年生まれ。立正大学文学部史学科卒。
昭和60年から宗会議員を3期務め、宗務院庶務部長、同教務部長、日蓮宗綜合財団評議員、立正大学常任理事などを歴任。現在は制度研究委員会委員長を務めている。

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