日蓮宗新聞

2010年5月10日号

大本山池上本門寺で千部会

バチと腕が垂直に天を指す独特の叩き方で太鼓が鳴らされると、七条袈裟をまとった70人の僧侶が入堂。美しい天蓋と五色の布が巡らされた本堂に厳かなお経が響く。東京都大田区大本山池上本門寺(酒井日慈貫首)で立教開宗に合わせた千部会が4月27日から29まで営まれた。
千部会の始まりは天平20年(748)に聖武天皇が先帝の崩御に際し、「法華経千部を写経して供養した」と『続日本紀』に記録されている。また「千部会」とは『法華経』一部を千部(千回分)読誦することを意味するが、現在は参拝者を含め大勢でお経を読み、お題目を唱える法要として行われている。
27日の法要は池上本門寺参与の本間日恩師(神奈川県藤沢市本山龍口寺貫首)が導師となり厳修された。本間師は立教開宗の日を迎えるにあたり「口ばかりことばばかりはよめども心はよまず。心はよめども身によまず」と日蓮聖人の『土籠御書』を引用し、祖願であるより良い社会「立正安国」に向けて行動することが必要だと述べた。
法要には一緒にお経を読んだり、静かに聞き入る参拝者の姿が見られた。

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