日蓮宗新聞

2009年9月10日号

総本山身延山久遠寺で最上稲荷教所属の認証式

伏見、豊川と並ぶ日本三大稲荷の一つとして多くの人に親しまれている最上稲荷教(岡山県=稲荷泰瑛管長)が日蓮宗に所属したことを受け、酒井日慈日蓮宗管長猊下を大導師に最上稲荷教所属認証式が9月11日、山梨県・身延町の総本山身延山久遠寺(内野日総法主)で行われた。これには僧侶48人と寺院・教会の総代10人が参列。厳粛な式のなか稲荷泰瑛師らに認証書が手渡され、参列者は異体同心で祖願達成を誓い合った。
午後2時、身延山棲神閣祖師堂に法要の導師を務める管長猊下が入堂。厳かに最上稲荷教所属認証式が奉行された。管長猊下はご宝前に『立正安国論』奏進750年の佳節に最上稲荷教が日蓮宗に帰属することを奉告。「立正安国・お題目結縁運動」に異体同心で邁進することを誓った。
その後、小松浄慎日蓮宗宗務総長が参列した48人の僧侶一人ひとりに認証書を親授した。記念品の授与では僧侶代表・服部妙幹師(愛知県・立徳寺住職)と檀信徒代表の2人が指名を受け、小松総長からそれぞれに手渡された。
次いで管長猊下による訓諭が行われた。「故郷を同じくする者と心を合わせていけると思うと胸が熱くなります」という言葉で始まり、古くして新しい同胞に対する敬愛の念を込めた訓諭が送られた。
その後、小松宗務総長が挨拶。井上瑞雄身延山久遠寺総務、武藤義親法人審議会副委員長、富山慈峰褒賞審議会委員長、藤田裕正岡山県宗務所長の5師が、それぞれの立場から祝辞を述べた。
最後に最上稲荷教側を代表して稲荷泰瑛師が謝辞に立った。稲荷師は関係各位のここに至るまでの尽力に感謝の意を表し、祖山を詣でて感じた清々しい胸の内を吐露。立正安国の顕現に異体同心で邁進することを誓った。
認証式に先立ちこの日は、宗制・宗費などに関する講習会、総代の講習会、御廟所への唱題行進、藤岡瑛邦総務部長を導師とした祖廟報告式が挙行された。

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