2009年6月20日号
第56回 全国檀信徒協議会総会開く
江守会長を選出
全国檀信徒協議会(江守幹男会長)は5月19日、平成21年度第56回日蓮宗全国檀信徒協議会総会を東京・大田区の日蓮宗宗務院で開催し、全国74管区のうち58管区の代表者59人が出席した。
開会式では小松浄慎宗務総長導師のもと法味言上。「『立正安国論』奏進750年のご正当となる今こそ、異体同心・僧俗一体となって活動せねばなりません。6年前に東京国立博物館で行われた“大日蓮展”は、日蓮宗以外の一般の人々にも来ていただきました。今年は10月に京都で“日蓮と法華の名宝”展が行われます。その中で、檀信徒の皆さまの熱い心を後世に伝えたい」と挨拶した。
続いて江守会長が「百年に一度の大不況といわれるこの時こそ、檀信徒は結束すべきです。日蓮聖人の智慧を会得しながら、宗門とともに新しい信仰の道を進めていかなければなりません。今年は新役員に代わる年。活発に意見を出し合って、新しい姿の檀信徒協議会になっていくように、皆さまの力をお借りしたい」と語った。
続いて前年度の会務報告、会計・監査報告がなされ、役員改選が行われ、江守会長の続投が決まった。
その後、平成21年度事業計画案と予算案が承認された後、「いのりんぴっくの予算について」「特別会計は必要なのか」といった質疑応答がなされた。