日蓮宗新聞

2009年3月10日号

第788回宗祖御降誕会 大本山誕生寺

日蓮聖人ご誕生の霊場として全国から参詣者が集まる、千葉県鴨川市大本山誕生寺(石川日貫首)で2月16日、第788回宗祖御降誕会が営まれた。この聖日を祝おうと、地元をはじめ全国各地から約800人の檀信徒らが参拝に訪れ、にぎわいをみせた。
午前11時、玄題旗を先頭に日蓮聖人のご幼像を乗せた御輿と共に、檀信徒らが宗門史跡両親閣妙蓮寺(上村貞雄住職)を出発。お題目を唱えながら誕生寺まで練り行列を行った。沿道の参詣者らに見送られた一行は、誕生寺祖師堂前で上村師を導師に法味言上を行い、ご幼像が遷座された。
午後1時からは、誕生寺祖師堂で第788回宗祖御降誕会が石川貫首を導師に営まれた。法要中、石川貫首が慶讃文を読み上げ、読経のなか焼香が行われた。また式中、大本願人・本願人の推挙式が行われ、大本願人に飯塚静子氏(東京都)、本願人に高野とめ子氏(山梨県)が推挙された。
その後、小松浄慎日蓮宗宗務総長名代として、田澤元泰現代宗教研究所所長が挨拶に立った。田澤師は参列した檀信徒に対し、宗祖の誕生会を途切れることなく毎年できる喜びと、このように盛大に宗祖の誕生を祝っているのは多数ある宗派のなかでも珍しいことを紹介。誕生をいのちになぞらえ、いのちの大切さを話すと同時に、「いのちに合掌」をスローガンとする「立正安国・お題目結縁運動」の推進を訴えた。
続いて石川貫首が参列者と来賓に謝辞を述べ、今年もまた大勢の人と宗祖の誕生を祝えたことを喜んだ。また「変な」世から「乱れた」世になってきた昨今の世相に触れ、そんな世の中をよみがえらすことが日蓮宗徒の務めとし、御降誕800年に向け、誕生寺が起点となって世の中をよみがえらせようと檀信徒に呼びかけた。
法要後は、千葉県南部和讃会による和讃奉唱と佐々木光道師(千葉県南部修法師会長)を導師に修法師10人が出仕しての特別祈祷会二座が行われた。

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新年のご挨拶。

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