2006年6月10日号
第53回檀信協総会開く
全国檀信徒協議会(江守幹男会長)では平成18年度第53回日蓮宗全国檀信徒協議会総会を5月23日、東京大田区池上の日蓮宗宗務院で行い、全国74管区のうち59管区の代表が出席した。
全国59管区代表が出席
はじめに開会式が行われ伊東隆司伝道局長を導師に法味を言上。伊東伝道局長は「立正安国・お題目結縁運動の明年実動に向けて進んでいます。皆さんにお知恵を頂きたい」と挨拶した。続いて江守会長が「日蓮宗は総長や内局、また管長が変わり、宗門自身、大きな変革の過程の中にいます。私たちは宗門を手伝いながら、どう運営していくかを宗門と話し合い、お互いの了解を得ながら進めていきたい」と述べた。
総会の議題は①平成17年度会務報告②平成17年度会計・監査報告③平成18年度事業計画案の件④平成18年度予算案の件⑤その他。江守会長を議長に会議が進められ、常任委員長の高村彦邦氏が①を行い、平成17年度の教区檀信徒協議会開催が五教区であったことを報告し、全11教区開催に向けて協力を呼びかけた。続いて会計の三田村久弥氏が②の会計報告を行い、監事の吉田卓治氏が監査を報告し承認された。
その後、高村氏が③を三田村氏が④をそれぞれ報告。今年度も「一寺院一信徒青年会」結成啓蒙運動を展開していくこと、日蓮宗全国檀信徒青年会管区代表者会議、宗門行事を支援していくなど、さらなる宗門への協力と発展に向けて進んでいくこととなった。
最後に梶山寛潮伝道部長が「若い世代はもちろんのこと次の総代に引き継ぐこと、段階的に次世代を育てていくことが大切です。そして私たちのすべきことは地上に仏の世界をつくることです。日蓮聖人の大願目を目標に宗門運動を進めていくため、ご協力をお願いします」と挨拶し、江守会長のお題目三唱で終了となった。