日蓮宗新聞

2005年9月1日号

北米開教区 ヒューストン・レキシントン 両市で開堂供養

北米開教区(金井勝海教区長)のテキサス州ヒューストン市とケンタッキー州レキシントン市で、新地開堂供養がそれぞれ行われた。
これは、信行道場を修了したアメリカ人僧侶が開教布教活動をしていた拠点を、昨年8月の教団大会で新たに教団に加えることが認められたもので、今回金井教区長導師のもと正式な開堂供養が行われた。

ローマ字の「方便品」「寿量品」を読む
お堂が唱題の熱気に
ヒューストン市

ヒューストン市のテキサス日蓮仏教サンガは、バレット妙恵沙弥が自宅の居間を開放しているもので、仏間として信徒と共に読経に励んでいる。これまで年に数回現地を訪問して指導にあたっていた、ポートランド日蓮仏教会のフォーコナー龍央主任が代務となることが承認された。
6月9日に営まれた開堂供養には、20余人のアメリカ人が参集。ローマ字で印刷された「方便品」と「寿量品」を読み、お堂が唱題の熱気で包まれた。

バスで片道41時間
手作り仏壇トッラクに
読経すべて英語で
レキシントン市

レキシントン日蓮仏教コミュニティーは6月11日、12日、信徒・未信徒を対象とした信行会「ダルマ・カンファランス」(毎年1回行っている教団行事)の最後に開堂供養を行った。
レキシントン日蓮仏教コミュニティーは、ワーナー真教師が平成13年に信行道場を修了後、オフィスビルの一室を借りて会堂としている。
今回は会場が狭いためマリオット・ホテルのホールを借りての信行会となった。まわりの州に日蓮宗教会がないため、アリゾナ州からバスで片道41時間かけて参加した女性、仕事を済ませ南カロライナ州から夜中車を走らせて参加した男性、手作りの仏壇をトラックに乗せてインディアナ州からかけつけた白人夫妻など21人が参加した。
開会式では「道場偈」「奉送」など読経もすべて英語で行い、信行会では金井教区長が「法華経講義―我らは仏の子供」、赤星龍憲師(開教布教センター長)が「日蓮宗の教えー立正安国・お題目結縁運動」、ワーナー真教師が「日蓮宗の紹介」、妙恵沙弥は「仏教における女性」と題して講義した。
参加者は熱心に耳を傾けノートを取り、全員で腕念珠作りも行った。初めて目にする法楽加持に驚いたり、感銘の涙を流す参加者も見られた。
信行会後の開堂供養では、ワーナー真教師に主任の承認状が授与され、参加者全員に参加修了書が手渡された。
参加者の三分の二は他州からで、日曜礼拝に参加できないため、通信教育の実施を願う人もいた。今後のアメリカ人布教に参考となる集会となった。

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