ひとくち説法
2026年3月20日号
心 の 鏡
皆さんは毎日、鏡を見ると思います。特に女性は鏡を見る機会が多いのではないでしょうか。今日の顔色はどうかな…とか。鏡はいろいろなものを映しますが、その鏡にものは存在しません。ただ映っているだけです。これを人間の心に置き換えてみると、私たちの心の鏡に映っているものに対し、ああでもないこうでもないと悩んでいるのが人間だと思います。鏡にはそんな自分が映っているのだと悟ったとき、新たな生き方が見えてくるのではないでしょうか。
その心の鏡を磨くのがお題目です。心の鏡は常に曇っています。つまり人間には、迷いや欲があります。それでもその曇りを一生懸命に磨くと、きれいになって映っていくのがわかります。お題目を唱えることで自分には気がつかない、本当の自分らしさや、自分が知らなかった自分さえも発見できます。どうぞこのお題目をお唱えして、ご精進してください。(兵庫北部布教師会長・五太子貫晃)

2026年3月1日号
いのちの色と音と姿
不思議に思っていることがあります。我々の親は2人ですが、その親にも各2人の親がいます。10代まで遡ると理論上は1024人になります。さらに遡ると、その当時の世界人口をはるかに超えてしまいます。先祖が重複するにしてもそれだけの先祖はどこへ行ってしまったのでしょう。そして人の起源までに遡るとそれは1個の個体になってしまうのです。この世には500種類以上のアミノ酸があるのですが、生物を形作るのは共通の20種類のアミノ酸です。それは起源から現在まで変わりません。人の体を構成する10万種類にも及ぶタンパク質はわずか20種類のアミノ酸の組み合わせで作られます。絵画の場合は赤・青・黄色の3色を組み合わせるだけで素晴らしい作品に変化します。音楽もド~シの7音のみの組み合わせで人を感動させる作品が生まれます。作品の尊さと命の尊さは共通しているような気がします。お題目は7文字で仏の道を示してくださります。(兵庫西部布教師会長・森勝亮)




















