全国の通信記事

2021年11月21日号

北海道西 コロナ禍支援のお米無料配布

北西211213【北海道西】令和3年11月21日午後1時から3時まで札幌市瑞玄寺(伊藤美妙住職)においてコロナ禍支援のお米無料配布が行われました。5kgのお米を200名分用意し、配布されました。お米は檀信徒からの寄付とお寺で購入した物です。

約130人が訪れ、皆様喜んで受け取られておりました。残りのお米は札幌市母子寡婦連合会の代表者さまにお渡しし、仕事などで受け取りに来られなかった母子家庭の方々に配布して頂きました。後日、配布した方々から

『皆様のおかげで食べ盛りの子供三人を育てていけている事にとても感謝しております。』

『食べ盛りの子が美味しそうに食べている姿をみて、私も幸せな気持ちになり、また頑張ろうと元気をもらいました。』

『シングルマザーで子供が二人いますが、頼る人が居ないのでとても助かりました。』

などのお礼の手紙を頂いたそうです。伊藤住職は「今後も檀家の方々の協力を頂きながら支援を続けていきたいと思います。」と話されていました。

2021年11月20日号

コロナ禍で子育てを考える

 私が園長を務める幼稚園の特有な風景は、出産を終えて久しぶりに登園した母親が抱いている赤ちゃんを他の園児の母親たちが取り囲み、「可愛いね」「懐かしいなあ」「抱かせて」「今が一番大変だけど、がんばってね」とたくさんの言葉を掛け合う、とても微笑ましいものである。
 緊急事態宣言が解除され、ようやく地域のつながりが戻ってきてはいるが、当園で開催している入園前の親子が出会い、一緒に過ごす時間(親子広場)に参加している母親たちが語る言葉は「地域の子育てセンターや公園に誰もいない。コロナ禍になって2年。この子を産んで育てるなか、親子で孤立してしまうのではないかと不安でした」。ヨチヨチ歩きの我が子を眺めながら、時には涙を浮かべて語る彼女たちの背中をさすりながら「何とかしなければ…」と園長としてできることを考える。
 厚生労働省は「新型コロナウイルスの影響で、子育てに悩む保護者が孤立するリスクは高まっており、見守り体制の強化を進めたい」としている。18歳未満の子どもが親などの保護者からの虐待で児童相談所が対応した件数は、全国で20万5029件と報告され、本年、過去最多を更新するようであり、子育て世帯の孤立化が大きな問題として挙がっている。未来を担うすべての子どもたちが希望を抱き幸福に導かれるように、今、健全な育ちを保証しなければならないと思うと、小さな集合体である子育て世代の家族に、目を向けることは必然と考える。
 新型コロナウイルスの影響で在宅時間が増えた今、現在妊娠中または0~2歳の子どものいる父親・母親を対象に江崎グリコが、「コロナ禍における出産と子育てに関するアンケート」を全国的に行った。その結果、7割以上の父親・母親が新型コロナウイルスは子育てに影響があったと回答し、6割以上が「家族で一緒に過ごせる時間が増えた」と回答している。一方で、コロナ禍の子育てにおいて孤独感や心細さを感じている母親は7割以上で、その理由として「地域のコミュニティーに参加できない」「他の子育て中のお母さんと交流できない」など外の世界との接触機会が減ったことを主な要因としている。
 また子育てをするうえで重要だと考えることでは、父親・母親とも「夫婦で協力して子育てにあたること」が1位となったが、男女で回答数に20%以上の差があり、家族で一緒に過ごす時間が増えても、いまだに夫婦で協力して子育てすることに男女間で意識差があることも指摘している。子育てにおける母親の悩み1位は「1人でリラックスする時間が取れない」、2位「感情のコントロールができない」、3位に「パートナーの子育てに対する知識や理解が十分でない」ということが挙がっていた。本紙読者世代はさまざまなので、これらの結果を「昔は違った」と思う人がいるかもしれないが、日蓮聖人は「子にすぎたる財なし」と『千日尼御返事』で示されている。聖人の慈愛の言葉の中には、夫を亡くした妻・千日尼への思いやりだけでなく、父母の信仰を引き継ぎ、はるばる佐渡から身延まで登詣する親孝行な子どもを育てた母・千日尼への、子育てに対する慰撫の言葉であったと思う。
 子育ては、時代とともに変化しながらも継承される人間として大切な営みである。関わる私たち、地域社会がその主体者である母親を慰め、いたわりや思いやりをかけることで、「子どもたちの大好きなお母さんが笑顔」になることが、まさに子どもの幸せに繋がる。コロナ禍で見えてきた母親たちの思いを、今後も丁寧に支えていきたい。
    (論説委員・早﨑淳晃)

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人の真価、名声とは…

 多くの人が、周りから良く見られたいと思っています。そのために、なかには自身を良く見せようと虚栄心を張る人もいます。さらに富や地位を得ると名声を欲して「自分は特別だ」と高慢心を抱き、終いには謙虚さを失う人もいます。
 日蓮聖人は『爾前二乗菩薩不作仏事』で、人には5種類の過失があり、その2番目に「高慢心」を取りあげ「うぬぼれ」の心を抱いてはいけないとご教示されています。
 外見だけを磨き内面を疎かにする人は「仏作って魂入れず」です。また独善的にごり押しされた事業は「自己顕示欲」に過ぎません。
 人の真価は、地位や財産が作るものではありません。高慢心を抱かず、謙虚さを忘れず、真摯な態度でお題目修行に励んで心身を磨き、共栄に向けた所為に依って、人びとから得た信頼と感謝、そして尊敬・賞賛という名声。そこに人の真価が示されると思います。
(山梨県1部布教師会長・町田英昭)

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新年のご挨拶。

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