オピニオン
2020年2月20日
生きる悦び
今年は東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。選手の活躍によって世界中の人びとが一喜一憂し、感動をもたらすことでしょう。また最近の世界的な異常気象や感染症などを考えるとその影響も心配されます。このように喜びと不安の中で生きている私たちは、お祖師さまから法華経の信仰を学んでいます。
ある年配の女性が病気で身体が痛く動くのも辛く、もう生きているのが嫌になっていた時、お祖師さまの「一日の命は三千界の財にもすぎて候なり~一日もいきてをはせば功徳つもるべし」の御妙判を見て感動し生きる勇気と喜びをいただきました。私たちはお祖師さまから法華経の信仰を学び、お寺に参拝する喜び、御本尊を拜する喜び、お題目を唱える喜び、お経を読誦する喜び、亡き聖霊を供養する喜びなど人生で多くの生きる喜びを得ています。その喜びは法華経の信仰を持ち続ければいつでも、どこでも得ることができます。
(石川1部布教師会長 ・伊藤寛仁)