オピニオン
2016年9月20日
未来は変えられる
人生は後悔の連続ではないだろうか? 「あの時にこうしていれば…」「なんであんなことを言ってしまったのだろう…」。
もちろん反省することは大切だ。しかし、そのことばかりにとらわれていてはいけない。
ひとつの方法を紹介してみよう。片手を握ってもらいたい。1秒に1本ずつ指を開いていけば5秒後に片手は手のひらが開いた状態になる。その手を次の6秒目に両手を合わせて合掌する。この6秒間だけを反省する時間にする。過去と他人は絶対に変えられない。変えられるのは自分と未来だけだ。反省すべきを反省したら、次に進もう!
6秒後に合掌したときにはお題目を唱えてみよう! 今の努力は必ず未来にいい影響をもたらす。まずは自分が行動にうつさなくてはならない。
この「まず自分が合掌し、唱えるお題目」の尊さは日蓮聖人が身を以て示してくれている。
(高知県布教師会長・渡邊泰雅)