オピニオン
2013年12月1日
南無妙法蓮華経と唱うるならば…
南無妙法蓮華経と唱うるならば悪道をまぬかるべし『法華題目鈔』
山梨大学教授のコミュニケーションを上手に取るための調査法というのがあります。相手を認めて沢山褒めてあげれば自分も褒められ、相手を悪く思えば自分も悪く思われる。コミュニケーションは己の心の鏡だそうです。
人と人とのつながりをよくするのは相手を唯一無二の存在として認識し、よいところを褒め、同じ考えには共感し、違う考えは尊重し、自分の弱みを話すとよいそうです。更には笑顔が大事で、苦手な相手でも笑顔で接すると脳下垂体から鎮痛ホルモンが出てスムーズに対応が可能になるようです。
何時も笑顔で接することが常にできるようになるにはすべての人が仏さまから使わされたかけがえのない存在と説いている妙法蓮華経の教えとそれをいつも忘れない、つまり実践行としての唱題をすることが最上の手段です。南無妙法蓮華経と唱うるならば疑心暗鬼や人間不信から陥るであろう悪道からまぬがれること疑いなしなのです。
(千葉南部布教師会長・野坂法行)
