オピニオン
2018年7月10日
おかげで生かされる
道の駅のお店で「私達は自然から期限付きでお借りしている身体 大切に」と書かれた色紙を発見。思わず自分を見直してみる。衣食住どれをとっても目に見える面、目に見えない面とお世話になっている。ある本に「人間だけでは生きられない」と自然とのかかわりが説かれている。太陽に光は地球を温め、植物を育て、水の温暖を加減し、生きとし生きている生物の命、栄養素をつくり育てていると説かれている。おかげのなかに生きている私たち。たくさんの恩恵を受けている。
最近「自分が自分の人生をどうしようと 勝手ではないか」の声。ネット社会が心の交流を薄いものにし、予想のつかない事件・事故が目につく。何かが欠如。おかげで生かされていることに気づき、「おかげさま」の心でいると辛いと思っていたことが楽になりますの声。これこそ立正安国の世界である。人と人との和の交流はもちろん自然の恵みにも気づきたい。有り難さに感謝 合掌
(兵庫県北部布教師会長・松村貫昌)