ひとくち説法

2016年1月20日号

日蓮聖人や仏さまと向き合って生きる

愚鈍で頑迷な私は、自分の心との葛藤に苦しむことがあります。その原因のひとつは、今日も謙虚な自分でありたいと思いながら、秀でた能力も無いのに、他者から等身大以上に評価されたいと思ってしまうことにあります。もっと素晴らしいことができるのではないか。何か違うことができるのではないかと。そんな自分に無いものを求めてしまう愚かな思いに振り回されるのです。
そのようなとき、「日蓮聖人や仏さまと向き合って生きなさい」とご教示下さった恩師の言葉に従い、本堂にお祀りする聖人や御仏の尊顔を拝しながら、自己と向き合います。なぜ自分が等身大以上に評価をされたいのか。なぜ他者の評価をそれほどまでに気にかけるのかと。その理由を心に問い、自明のことですが、等身大の自分でしか、人生を歩めないことに改めて気づかされるのです。
このような私ですが日々、日蓮聖人や仏さまと向き合い自己を見つめ顕虚に生きたいと思います。

(石川2部布教師会長・中屋隆邦)

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2016年1月10日号

「一粒の妙薬」

北里大学の大村智さんは、足下の土を根気よく採取し、微生物の中から薬を開発した。その薬はアフリカ大陸で毎年2億人以上を感染症から救った。その功績から、大村さんはノーベル賞を受賞した。
アフリカ大陸での大勢の人への薬の投与は容易なことではない。しかし、この薬は安全な錠剤で、奥地では専門の医師や看護師がいなくても村人たちが配ることができた。
1粒の薬を飲み救われた村人が、喜びと感謝さらに他の人にもその薬を配り、真心の連鎖で菩薩のように大勢の人びとを救っていったのである。
この成果は、さまざまな機関と製薬会社などの幅広い協力の賜物であることは言うまでもないが、大村さんの祖母の「人のためになれ」という教えは大きい。
お祖師さまに救われた私たちには、今多くの人に「妙法」を届ける役目がある。

(石川県第1部布教師会長・伊藤寛仁)

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2016年1月1日号

節 目

お正月という節目を迎えました。節目とは「節から芽が出る」、つまり新しいものがそこから生まれてくるということです。全国のお寺や神社に1億数千万人の人たちが、さまざま希望を胸に初詣にでかけます。日本人の多くは家に神棚を祀り、仏壇で先祖の御霊に手を合わせます。〝万物に神宿る〟と感じる心、神仏習合は日本人の文化です。人生の希望というのは誰にも取り上げることはできません。冬は次の春を迎える準備をする時であり、夜は明日を迎える準備をする時、人生における節の時もまた、次に進むべき時のために力を蓄える時期です。そして、この節の時が人間を強くします。竹がしなって簡単に折れないのは、ところどろこに節があるからです。節ありて竹強し。人間の節は苦労するとできる。苦労したから折れないのです。そして、人生の苦難を強さに変える方法が信心です。法華経の信心は、行動と実践を中心ととした慈悲・平等・智慧という真理大法を生きることにあります。

(富山県布教師会長・谷川寛敬)

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今年の1月13日の御年頭会の日も晴天にめぐまれました。

日蓮聖人の新年初の月命日はいつも晴れます。

みなさま今年もお元気でがんばっていきましょう!

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