オピニオン
2013年7月1日
幸せへの近道
「幸せは喜び上手な人にゆき」とある雑誌の投稿川柳を見つけました。道端で小さな花が咲いたのを見つけ「可愛く咲いたね」と声をかけ、ご主人が食事の片付けを手伝ってくれたことに心から感謝し「ありがとう」と伝え、奥さんの手料理に「おいしかったよ」と言葉を添える。何気ない小さなことにも深い感動を覚え、当たり前の感謝の気持ちを言葉にすることが、その人の幸せにつながるのですよ、という川柳です。
そして、それは相手に対しても幸せのおすそわけをすることなのです。愚痴ばかりを聞かされて幸せな気分になれません。いやなことでも考え方・見方を変えれば自分にプラスになります。喜びを感じるには、ゆとりある豊かな清い心が必要です。生活する中で、慌ただしく時間に追われて過ごしていてはなかなか難しいものです。一度立ち止まって、深呼吸(お題目)をしてみましょう。きっと清い心が取り戻せます。
山梨一部布教師会長 筒井 治稔