書評

2014年5月27日

図説『日蓮聖人と法華の至宝』第7巻「経の巻、日蓮聖人註画讃」

item-2050が発刊された。日蓮宗の文化財を写真をメーンに解説するシリーズで、今巻では、日蓮聖人のご生涯を美しい絵と文で表現した日蓮聖人註画讃を紹介する。
現存する註画讃9本と別本1本、高祖伝『日親上人徳行図』を掲載。現存する諸本のすべてを連続的に掲載するという画期的な試みが行われた。また、研究過程にあるものも掲載されており、学術資料としても価値の高いものとなっている。
色彩豊かな絵を眺めているだけでも十分に楽しめるが、随所に書かれる解説文から、時代背景や信仰への思いに理解が深まる。ビジュアル感に富んだ構成は、日蓮聖人のご生涯を描いた平成の絵巻物と言っても過言ではない。
同書は中尾堯立正大学名誉教授、川添昭二九州大学名誉教授、渡邉寶陽立正大学名誉教授、坂輪宣敬同名誉教授の4人が監修を行う。なお、第5巻、6巻は発刊準備中。
(A4版、約200頁、19、048円+税、同朋舎メディアプラン発行)

「オラトリオ日蓮聖人」DVD

item-7013昨年10月19日にすみだトリフォニーホール(東京)で32年ぶりに再演された「オラトリオ日蓮聖人」(千葉県本山藻原寺第2祖日向上人700遠忌報恩事業)がDVDの映像となって、頒布が開始された。
西川満作詞・黛敏郎作曲の同曲は日本初の仏教者の一代記をオラトリオ(聖譚曲=宗教的な内容を持つ物語を独唱・合唱・管弦楽などで表現される楽曲)として描かれた作品で、初演は昭和57年。今回の演奏は、土田政昭氏指揮、茂原交響楽団、朗読の一龍斎貞花師、ソプラノの薗田真木子氏とバリトンの原田圭氏、合唱の立正大学グリークラブほか、うちわ太鼓の宗立学寮堀之内と谷中寮生で行われた。楽曲は海・花・光・雪・山の5部からなり、それぞれに3つのテーマで展開される。
土田氏のタクトが振り下ろされると、オーケストラが静かに日蓮聖人の生まれた安房小湊の波の音を表現し、一龍斉師の朗読が観客にさらなるイメージをうながす。次第に近づいてくる波の音と一緒に、合唱歌声が天上の喜びを表すように大きくなり、日蓮聖人の誕生を運命づける。薗田氏が少年時代から遊学までの日蓮聖人の立志を歌い上げた後、立教開宗の場面では原田氏が旭が森で「南無妙法蓮華経」と唱えると山々にこだましたお題目はやがてオーケストラと合唱、さらに堀之内と谷中の日蓮宗立学寮生のうちわ太鼓と合わさり、大きなうねりとなって最高潮に達し、第1部「海」は終わる。
この興奮は第5部の「山」まで続き、日蓮聖人の波瀾万丈の宗教人生のなかにある力強い意思や覚悟、確信などがドラマとして描かれる。とくに最後のお題目が反復されるクライマックスが素晴らしく、広大な宇宙のなかに髭題目のご首題が浮かび上がる感じさえ覚える。ぜひこのDVDで日蓮聖人の人生を追体験してほしい。必ずや感動することだろう。(90分・800円税込)

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今年の1月13日の御年頭会の日も晴天にめぐまれました。

日蓮聖人の新年初の月命日はいつも晴れます。

みなさま今年もお元気でがんばっていきましょう!

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