お盆号
お盆号(154号)特集
日蓮聖人のご生涯〈4〉
「松葉谷法難」と「伊豆法難」
念仏信仰者によって日蓮聖人の住む松葉谷の草庵が襲われ、聖人はからくもこの危機を逃れますが、謀ったように幕府から伊豆流罪に処せられ……
正法では現在、日蓮聖人ご降誕800年(2021年)に向けて、日蓮聖人のご生涯を特集しております。今号は、日蓮聖人が著された『立正安国論』を鎌倉幕府に奏進した後を追いました。
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◇松葉谷法難と伊豆流罪———————————-桑名貫正(身延山学園参与)
◇「法華経の持経者」から「法華経の行者」へ—–間宮啓壬(身延山大学教授)
宗門運動のページ
海外布教と傾聴活動
マレーシア・ペナン一念寺主任 伊藤悠温
マレーシアの緩和ケア施設でお茶いっぷく
香に親しむ〈11〉
お香の心髄(1)
人気のお香専門店主人によるお香の指南
極めて限定的な香道の世界だが、香木の芳香を楽しむために必要な技能を身につけることが出来ます。コラムは、猫もお香がお好き? 店主の愛猫とのエピソードをご紹介いただきました。
執筆:山田眞裕 東京・麻布香雅堂主人
日蓮宗寺院の宝物から
立正大学 石橋湛山記念講堂 一尊四菩薩像
釈尊像 円鍔勝三作
四菩薩像 信太 司作
執筆:坂輪宣敬 立正大学名誉教授
歴史散策
広島県福山市 広昌山 常國寺
日親上人の布教で全村法華経信仰へ
執筆:寺尾英智 立正大学教授
色香美味(しき・こう・み・み)
次世代のトップランナーを紹介
「談志門下の飽くなき男の今、これから」
立川流 立川志遊 師匠
15年前、立川談志一門の若手が「日蓮劇」で全国寺院を巡演しました。折しも立教開宗750慶讃記念事業が盛んだった頃です。当時二ツ目だった志遊師匠。今や風格が漂う師匠の、落語に身を捧げ、芸に磨きをかけてきた熱き思いを伺いました。
法華経の世界
中世仏教の世界④ 石造物の文化・塔を建てる文化
執筆:池浦泰憲(常圓寺日蓮仏教研究所)
近現代 法華信仰者の足跡
姉崎正治(1873.7.25~1949.7.23)〈連載4〉
親友・高山樗牛の日蓮聖人讃仰にふれ、自身の日蓮像が果たして正しいのか ─― 疑問を抱く
『法華経の行者 日蓮』著者で知られ、生涯国際的な文化交流・学術協力などの活動に力を注いだ姉崎正治の生涯を追います。
執筆:三輪是法 身延山大学教授
私の信仰体験
「おかげさまでイキイキ」
静岡県伊豆の国市韮山 本山立本寺檀徒 宇田徳孝さん(82)=写真右
取材(写真・文): 静岡東部 田中龍海通信員・瓜島常泰通信員
「いのちに合掌」
山梨県南アルプス市 妙源寺檀徒 小林順一さん(83)=写真左
取材(写真・文):山梨3部 及川是教支局長
<リレー連載> 妙法いのちの道しるべ 19
法華経コース「仏さまを思い真の幸福を得る」(『分別功徳品第十七』)
執筆:佐々木妙章
ご遺文コース「信心は暮らしの中に」(『妙一尼前御返事』)
執筆:渡邊晃司
ゆったり門前めぐり
本山 具足山立本寺(京都市上京区七本松通仁和寺街道上ル一番町107)
石田光成にすぎたるものが二つあり─―で有名な戦国名将・嶋左近や、光悦の甥・灰屋紹益の墓所があるお寺、本山立本寺が今回の舞台です。お寺の歴史から今話題の情報までご紹介しています。「写仏ご首題」(塔頭の教法院)など話題のスポットもお見逃しなく。
めぐり人:藤先湛要
なお、誌面への要望・ご意見等お待ちしています。
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