お会式号
秋お彼岸・お会式号(155号)特集
日蓮聖人のご生涯〈5〉
正法では現在、日蓮聖人ご降誕800年(2021年)に向けて、日蓮聖人のご生涯を特集しております。
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◇安房の故郷へ—————————————–岡元錬城(北海道本妙寺院首)
◇悲母蘇生と小松原法難—————————–片桐海光(千葉県日澄寺)
宗門運動のページ
日蓮宗の青少幼年健全育成への取り組み
日蓮宗寺院の約500ヵ寺が青少年教化活動を行っていますが、御降誕800年に向け、800ヵ寺に増やそうとの「800ヵ寺推進運動」を提唱する伝道部から青少年教化活動の大切な取り組み、子ども修養道場、『夢さがし』作文大賞(産経新聞社)について紹介しています。
香に親しむ〈12〉 お香の心髄(2) 最終回
人気の香専門店主人によるお香の指南
「香味を悟る」―― 日蓮宗との縁が深い香道、御家流第21代宗家三條西堯山宗匠の言葉から、香の神髄について触れます。
執筆:山田眞裕 東京・麻布香雅堂主人
写真撮影:鹿野貴司
日蓮宗寺院の宝物から 最終回
京都本山・本法寺蔵の「日堯上人画像」
長谷川等伯の若かりし頃、春信と名乗っていた頃の作品です。
執筆:坂輪宣敬 立正大学名誉教授
*昭和60年(1985年)35号(お会式号)から連載が始まった「日蓮宗寺院の宝物から」。惜しまれつつ今号で終了となりました
歴史散策 78 神奈川県鎌倉市 慧雲山常栄寺
龍口法難と牡丹餅供養 くびつなぎの餅(ぼた餅)
刑場へと引き連れられる日蓮聖人に桟敷尼が捧げた〝ぼた餅〟の故事にちなんで龍口法要会では「くびつなぎの餅」としてぼた餅の供養がなされています。
執筆:寺尾英智 立正大学教授
色香美味(しき・こう・み・み)
嵐 圭史さん(78)
「日蓮さまの お心に 聴こう」
前進座を30年来大看板座長をつとめ、歌舞伎役者として数々の舞台に立ってきた嵐 圭史さん。77歳の喜寿を機に離座、『日蓮聖人御降誕800年記念』を控え、日蓮聖人のご遺文を朗読する一人語り行脚を開始。その思いをうかがいました。
法華経の世界 73
中世仏教の世界⑤ 石造物と信仰・救いの世界への入口
石塔造立は、造立によって功徳がすべての人々にもたらされるようにとの願行ゆえでした。供養塔から墓碑へと変化していく歴史過程は、昨今、社会問題となる、お墓や供養の形の変化を考える上で、信仰と信仰のありかたについての歴史が刻まれています。
執筆:池浦泰憲(常圓寺日蓮仏教研究所)
近現代 法華信仰者の足跡 31
姉崎正治(1873.7.25~1949.7.23)〈連載5〉
親友・高山樗牛の日蓮聖人讃仰にふれ、自身の日蓮像が果たして正しいのか ─― 疑問を抱く
『法華経の行者 日蓮』著者で知られ、生涯国際的な文化交流・学術協力などの活動に力を注いだ姉崎正治の生涯を追います。
執筆:三輪是法 身延山大学教授
私の信仰体験
「夫婦ふたりで、力を合わせ」
佐賀県多久市 宝蔵寺檀徒 糸山喜朗さん(90)、規佐さん(88)=写真右
取材(写真・文): 佐賀 大平純士通信員
「伝えたい
信仰の喜び」
神奈川県藤沢市 妙福寺檀徒 篠原 豊さん(60)=写真左
取材(写真・文):神奈川2部 江藤教淳通信員
<リレー連載> 妙法いのちの道しるべ 20
法華経コース「仏さまがくださった使命」(『授記品第6』)
執筆:野出修輝
ご遺文コース「ばあちゃんのお題目」(『如説修行鈔』)
執筆:西村花蓮
ゆったり門前めぐり
青鳥山 妙昌寺(埼玉県東松山市神戸)
門前グルメは、やきとり。驚くなかれ、埼玉県東松山市の“やきとり”は、鳥ではなく、なんと豚さん。ご存知でした? 妙昌寺さまは、埼玉県指定文化財の「日蓮供養板石塔婆」をはじめ、「板石塔婆」約20基(東松山市指定文化財)が建立されている歴史豊かなお寺。歴史にとどまらず、現代の寺子屋として、こどもたちが気軽に参加できる「夏休みの修養道場」など積極的に開催しています。
めぐり人:藤先湛要
なお、誌面への要望・ご意見等お待ちしています。
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