全国の通信記事
2024年2月20日号
秋田 第56回交通安全祈祷会
【秋田】2月20日、日蓮宗秋田県修法師会(阿部龍翔会長)は第56回交通安全祈祷会を横手市まるせん聖心堂で開催し、管内僧侶・檀信徒合わせ約80名が参加した。
式では本年加行所副伝師を務めた阿部会長を導師に水行・祈祷会が厳修された。法要では加持祈祷や能登半島地震物故者への追善回向、交通安全の祈願簿が読み上げられ、一心に祈りを捧げた。
最後に、まるせん葬祭の千田代表より「ご縁によって今回の交通安全祈祷会の会場提供させて頂きました。寒い中での水行に、迫力ある読経を頂き大変ありがたいです」と述べ、参加者からは「初めて参加しました。迫力のある御祈祷をして頂き、感動しました」と語っていた。尚、今回交通安全を申し込まれた台数は3232台に上り、浄財の一部は元旦に発生した、能登半島地震によって被災した地域へ寄付される。
2023年10月5日号
秋田 祖山慶讃団参
【秋田】日蓮宗秋田県宗務所(藤嶋寛康所長)伝道会(石川是仁会長)主催による、秋田県祖山慶讃団参が10月5日から2泊3日の日程で行なわれ、県内の僧侶・檀信徒28名が参加した。
本年は身延山入山750年の節目にあたり、身延山へ秋田県として6年ぶりに団参を行った。
初日は、御廟所に参拝し、一様に御題目を響かせた。
2日目は久遠寺朝勤に参列後、祖師堂、仏殿納牌堂にて祈願・回向を行った。次いで思親閣に参詣し、御開帳を受けた。その後、御真骨堂にて輪番法要が厳修された。
3日目は柴又題経寺、谷中瑞輪寺での参拝御開帳後に、全員無事帰路に就いた。
今回初めて身延山へ訪れた参加者は「身延山は自然と手を合わせたくなる雰囲気があって、とてもありがたい。参加して良かった」と述べ、他の参加者は「コロナもあり不安もあったが、身延山は何度訪れてもありがたく、他のお寺の方々と交流できて楽しかった。また参加したい。」と充実した様子を伺わせた。
2023年8月2日号
秋田 秋田県豪雨災害ボランティア
【秋田】7月15日に発生した秋田県豪雨災害により被害を受けた秋田県楢山地区へ日蓮宗秋田県青年会(山口顕吾会長)、日蓮宗青森県青年会(横山秀悠会長)有志によりボランティアが8月2日に行われた。
被災地ではお年寄りの一人暮らしの世帯が多く片付けが滞っており、ボランティアの助けがなければ大型家具の運び出しが出来ない現状であり、今回のボランティアでも、高齢の一人暮らしのお宅に行きカーペットや机などの大型家具の運び出しや清掃を行った。
現地の方は「一人ではどうしようも無かったのでありがたいです」と感謝の言葉を言い、山口会長は「青森日青会のご尽力を頂き、復興の手伝いを行う事が出来、良かった」と述べ、横山会長は復興が進んでいない現状を目にし、「これからも復興のお手伝いを行っていきたい」と述べていた