全国の通信記事
2024年2月28日号
静岡中 法華和讃振興会合同研修会
【静岡中】静岡県中部法華和讃振興会(小池隆通会長)は、2月28日に合同研修会を富士宮市大鏡山本光寺(斉藤尚美住職)にて開催し、僧侶檀信徒約 80名が参加した。
元日に被災した能登半島地震の被災者の冥福を祈ると共に1日も早い被災地の復興を祈り「追善歌題目」の歌い合わせの後、書道や舞台で活躍する木村久美子さんによる一人芝居「蜘蛛の玉が虹色に光るとき」が行われた。それぞれの人物の心情を朗らかに語り、日常の幸福と喪失の妙境を表現した朗読に参加者は深く感銘を受けていた。小池会長は「既に戴いているがつい見逃してしまうもの、日々の当たり前が当たり前でなくなる事などの大事な事を伝えていただけました」と感謝を述べた。
2024年2月4日号
静岡中 富士市立光寺で節分会
【静岡中】 静岡県富士市前田の仏原山立光寺において、二月四日、新年初祈祷会 鬼子母神大祭 節分会を開催した。同寺において節分会は永年開催され毎年大勢の方で賑わい、地元に愛されたイベントであった。しかし、コロナ禍により中止されていた豆まきも昨年より復活された。又今回より新たにマルシェも同時開催する事となった。
当日は朝方まで雨が降り冷たい空気の中、寒さを吹き飛ばす様に大勢の人が集まっており、午前九時と十時に本堂にて、泉智憲副住職、近隣寺院僧侶により新年初祈祷会 鬼子母神大祭が営まれ、祈願申込者の願いを祈り特別祈祷が行われた。
境内では海岸沿い立地もあり、はんぺんや丸揚げ、地物野菜の販売、パンの販売、子供くじ、バザー、限定御主題等、様々な企画に参詣者らは列をなした。庫裏正面では、泉清順住職が焼き干芋やお汁粉、甘酒、コーンスープ等を振舞われた。また、こぞうくんも駆けつけ、子供たちと記念撮影をしたりと大人気であった。
十一時半からは、堂内にて節分会が行われ、本堂には溢れる程、約二百五十名の参詣者らを前に、総代役員と共に豆まきが盛大に行われた。その後、開運福引も行われ、一層の盛り上がりをみせた。
2024年2月3日号
静岡中 寒中修行
【静岡中】1月20日から2月3日まで三澤寺(犬浦壽信上人)、妙覚寺(乙部史賢上人)、 常境寺(金森了脩上人)、妙泉寺(川手正順上人)、興徳寺 (松永泰然上人)の の5ヵ寺による寒行が行われ、寺院関係者、地域住民など約15人が参加をし、地域の安全・安寧を共に祈った。
寒行は寒中修行の略で、1年で一番寒いとされる大寒から節分までの15日間、団扇(うちわ) 太鼓を叩きお題目を唱えて夜の道を行脚する修行のひとつ。
5 寺院による寒行は20年前に再開をし、毎年行われている。
各住職が本堂にて読経後、団扇太鼓を鳴らしお題目を唱え始めると、地域住民が玄関先に立って待ち、住職からはお札が手渡された。
最終日となる3日には、興徳寺 (松永泰然上人)にて3年ぶりとなる豆まきが行われ、地域住民約100名が参加をし、久しぶりの豆まきを楽しんでいた。
寒行による浄財は柚野小学校、上野小学校、両校の読み聞かせの会などに寄付する。