全国の通信記事
2024年2月1日号
告知:日蓮堂で東日本大震災鎮魂と祈り開催
告知「鎌倉・日蓮堂にて、東日本大震災全犠牲者への鎮魂と祈り。3・11追悼のつどい」を開催」
私達は「喪と復興」の両面を担いながら、これからも「震災の日」には多くの人々と共に想いを継承し、風化させないことが必要でしょう。これからも被災者の苦しみに寄り添い、結んだ絆を、東日本大震災の被災地につなげ菩薩行の実践に精進いたします。
何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
◇日時・令和6年3月11日(月)
◇場所・鎌倉 日蓮堂
(神奈川県鎌倉市小町2丁目22―10)
◇開演
・午前の部 11時より
「プロローグ」 琵琶の音色 語りと映像
・午後の部 13時より
「鎮魂と平和」声明と筑前琵琶によるセッション。
・14時10分より
東日本大震災追悼―黙祷―「希望の鐘」点鐘
(13時より一般参列者の方々にも鐘をついて頂けます。点鐘された方には限定品を配布。先着順)
◇問合せ先・NPO法人アース(立本寺内)
℡055―253―3314
2024年1月17日号
山梨4 「1・17」追悼のつどい
【山梨4】1995年1月7日、深度7の大きな揺れによって瞬時に神戸は壊滅的被害を受け、高速道路や建物の倒壊、火災による家屋の焼失、
6432名の尊い犠牲は、日本中に驚きと悲しみを与えました。
大震災から29年目を迎えた令和6年1月17日、震災発生当初から現地で支援を続けるNPO法人災害危機管理システムアース(立本寺住職石原顕正理事長)は、本堂にて「1・17」追悼のつどいを開いた。
法要では、僧侶5名による声明と太鼓の音に合わせて唱えられた「陀羅尼品」が参列者の集う本堂に響き渡った。
震災発生15年目に、震災によって失われた悲しみや、やり場のない気持ちをこめて、再び心のより所を取り戻したい一念で制作されたという「神戸希望の鐘」が本堂中央に置かれ、参加者全員が鐘を突き、祈りをささげた。
石原顕正師は「今、私達にできる事は、被災者に寄り添う気持ちを持って、犠牲となった人々をいつまでも忘れることなく、震災を風化させないことが必要ではないでしょうか」と想いを語る。
現地神戸での追悼式は2020年で終えたが、今年も尊い犠牲者の鎮魂と、生き残った人々の希望ある未来を願い、私達は決して「ひとり」ではなく、皆様と共に平和を「祈り」続けたい。と思いを託してくれた。
2023年10月29日号
山梨4・甲府市隆泉寺に鈴木崇夫師入寺
【山梨4】令和五年十月二十九日、山梨県甲府市竹栄山隆泉寺にて鈴木崇夫上人の法燈継承式がとり行われた。式に先立ち十時より御稚児行列が行われ、新住職認証の辞令を山梨県第四部宗務所長鈴木康雄上人より伝達された。荘厳なる式中では檀信徒・僧侶合わせて約八十人が見守る中、第二十六世鈴木章方師から第二十七世鈴木崇夫師に払子が継承された。
先代章方師は平成十三年より二十二年の長年にわたり精進努力し護寺繁栄に尽力をされてきた。その多くの功績を檀信徒一同が讃え、御礼の言葉と共に感謝状が贈られた。
最後の謝辞では、新住職の崇夫師より「先代章方上人によって、お寺と檀家の皆様が手を結び合って一致団結してきた礎があって今があります。これからは私が新住職として自覚を持ち、日々精進してまいります。どうぞ今後もお力添え賜りますようお願い致します」と、合掌し心よりの感謝を伝えた。