全国の通信記事
2024年3月2日号
山二・被災地へ届け、響けお題目 募金唱題行脚
【山梨2部】宗務所の主催により、3月2日、市川三郷町・身延町、9日、富士川町で能登半島地震の被災地を支援しようと、募金を呼びかける行脚をした。
2日は僧侶約20人、9日は約15人が参加、青空のもと声高らかにお題目を唱えて歩き、募金を呼びかけた。募金に応じた住民にはお守りを配った。
宗務所の功刀貞行所長は「亡くなった人の冥福を祈ると共に、被災した人たちの力になれるよう努力したい」と語った。集まった募金は山日YBS厚生文化事業団に寄託し、被災地に届ける予定。
2024年2月20日号
山梨2 山静教区教化研究会議
【山梨2】2月20日、山梨県第2部教化センターの担当で山静教区教化研究会議が開催され、教区内教師64名が会場の身延山大学に集まった。
議題は「今、教師に求められているもの」とし、各10名程度に分かれそれぞれの意見を2時間弱に亘り出し合った。それらの意見を山梨県第2部教化センターがまとめ、後日教区及び日蓮宗現代宗教研究所に届ける予定としている。
会の終わりに日蓮宗現代宗教研究所主任菅野龍清上人から「今日の各分散会の意見集を是非日蓮宗現代宗教研究所に報告していただきたい」と講評し、次期担当菅区、静岡中部宗務所所長、塚本智秀上人は、「それぞれ今日の意見を持ち帰り、より闊達な議論をしてほしい」とまとめた。
2023年12月8日号
山梨2 食品をフードバンクに寄附
【山梨2】社会教化事業協会は、12月8日、管内寺院からフードドライブで集めた食品を認定NPO法人フードバンク山梨に寄付した。現在、フードバンク山梨は年末緊急食料支援を実施し、物価高に伴い食料に困っている方にお米、食品の支援を行なっている。担当者は、「本来年末年始は子供たちを始め、皆が楽しく過ごすはずだが、最近の物価高騰で年を越せるか瀬戸際の人が多くいる。なんとか多くの方を救いたい中で今回の支援は大変ありがたい。」と語った。社会教化事業協会会長中村寛敏上人は、「今回は寺院のみに声をかけたが、この活動を続けていき檀信徒始め地域社会にも広め、皆で共通認識を持ち、多くの方々の力になりたい。」と力強く語った。