全国の通信記事
2024年3月2日号
山二・被災地へ届け、響けお題目 募金唱題行脚
【山梨2部】宗務所の主催により、3月2日、市川三郷町・身延町、9日、富士川町で能登半島地震の被災地を支援しようと、募金を呼びかける行脚をした。
2日は僧侶約20人、9日は約15人が参加、青空のもと声高らかにお題目を唱えて歩き、募金を呼びかけた。募金に応じた住民にはお守りを配った。
宗務所の功刀貞行所長は「亡くなった人の冥福を祈ると共に、被災した人たちの力になれるよう努力したい」と語った。集まった募金は山日YBS厚生文化事業団に寄託し、被災地に届ける予定。
2024年2月28日号
静岡中 法華和讃振興会合同研修会
【静岡中】静岡県中部法華和讃振興会(小池隆通会長)は、2月28日に合同研修会を富士宮市大鏡山本光寺(斉藤尚美住職)にて開催し、僧侶檀信徒約 80名が参加した。
元日に被災した能登半島地震の被災者の冥福を祈ると共に1日も早い被災地の復興を祈り「追善歌題目」の歌い合わせの後、書道や舞台で活躍する木村久美子さんによる一人芝居「蜘蛛の玉が虹色に光るとき」が行われた。それぞれの人物の心情を朗らかに語り、日常の幸福と喪失の妙境を表現した朗読に参加者は深く感銘を受けていた。小池会長は「既に戴いているがつい見逃してしまうもの、日々の当たり前が当たり前でなくなる事などの大事な事を伝えていただけました」と感謝を述べた。
2024年2月20日号
山梨2 山静教区教化研究会議
【山梨2】2月20日、山梨県第2部教化センターの担当で山静教区教化研究会議が開催され、教区内教師64名が会場の身延山大学に集まった。
議題は「今、教師に求められているもの」とし、各10名程度に分かれそれぞれの意見を2時間弱に亘り出し合った。それらの意見を山梨県第2部教化センターがまとめ、後日教区及び日蓮宗現代宗教研究所に届ける予定としている。
会の終わりに日蓮宗現代宗教研究所主任菅野龍清上人から「今日の各分散会の意見集を是非日蓮宗現代宗教研究所に報告していただきたい」と講評し、次期担当菅区、静岡中部宗務所所長、塚本智秀上人は、「それぞれ今日の意見を持ち帰り、より闊達な議論をしてほしい」とまとめた。