全国の通信記事
2024年2月3日号
千葉北・法華経寺で節分会
【千葉北】法華経寺(新井日湛貫首)では2月3日節分追難会を厳修した。当日は午後1時と3時の2回法要が厳修されたが、どちらも今年度の加行僧出仕の中力強く執り行われた。今年初参加という年女の女性は「たくさんの修行僧さんに囲まれ緊張した。素足の傷が痛々しいが大きな声でお経を読んで頂き大変感激し参加でき本当に良かった。」と語っていた。法要後は数年にわたる屋根改修が終了した祖師堂回廊より豆まきが行われた。好天の土曜日ということもあり豆まきを楽しみに来寺した参加者も多く、加行僧や芸能人、法華経寺総代でもある田中市川市長など多くの来賓が新井貫首の「慈眼視衆生、福寿海無量」の発声の後、「福はうち、福はうち」の掛け声にあわせ福豆や菓子をまくたび、大きな歓声が上がっていた。
2024年1月26日号
千葉北・法華経寺で防火訓練
【千葉北】1月26日、法華経寺(新井日湛貫首)で防火訓練があった。この訓練は1949年1月26日、奈良県法隆寺金堂の国宝壁画が焼損したのを機に制定された文化財防火デーを教訓に市川市消防局や市川市と共に実施している。午前10時の訓練開始と共に祖師堂より火災が発生したという想定で119番通報後に、塔頭の浄光院(緑谷一雄住職)付属のみどり幼稚園5歳児約50名が祖師堂内より徒歩で避難を行った。また負傷者の救護や宝物の移動など同寺僧侶を初めとした参加者が手際よく行った。近隣住民で組織される自衛消防隊も訓練に参加するなど寺院関係者のみでなく地域一体となり消防訓練は進行した。避難後には消防車やポンプ車などが一斉放水を行い祖師堂に向け水が弧を描き見学者より歓声が上がった。訓練終了後角田市川市消防局長は今後も失火には十分注意し宝物護持に努めましょう、と参加者へ語った。
2023年11月23日号
千葉北 中山法華経寺で妙見尊星大祭
【千葉北】十一月十一日、二十三日と、酉の市に妙見尊星大祭が、市川市大本山中山法華経寺(新井日湛貫首)、妙見堂にて行われた。
法華経寺の妙見様は、第三祖日祐上人が国家安穏、除災招福の守護神として勧請・安置したもので、毎年十一月酉の日にあわせ大祭が営まれる。
両日とも早朝九時・十一時半・十五時・十八時半・二十一時半と、当山修法師の出仕により、五座の法要が営まれ、それぞれ、祈願を受ける参詣者、そして境内には、両日とも幸いに好天に恵まれ、熊手市や屋台が建ち並び、招福の熊手・火防守りを求める人たちで賑わった。
新型コロナ感染の心配が減少した事により、
以前の活気を取り戻し、賑やかな酉の市となった。