全国の通信記事
2024年2月17日号
千葉西 6組寺第40回地区統一信行会
【千葉西】2月17日、千葉県西部6組寺院連合会は本年度第40回となる地区統一信行会を僧侶檀信徒49人で池上本門寺へ参拝という形で行われた。
大堂にて菅野日彰貫首猊下より御経頂戴、ご挨拶を頂戴し、引き続きお開帳を受けた。その後大堂下広間へ場所を移し山口顕辰布教部執事による日蓮聖人御一代記の高座説教を拝聴した。
昼食後は日蓮聖人御廟所を参拝、説明を受けながら本殿・経蔵・霊宝殿・五重塔といった境内各所を巡った
今回担当寺院、木更津光明寺住職の石野晴朗師は「日蓮聖人第750遠忌に向け今後始まるであろう宗門運動の先駆けとして、また近い故になかなか足を運ばない場所ですがもっと沢山の方にご入滅の霊場である本門寺を知り参詣していただきたいとの思いで企画した。今後も本門寺をはじめ、近場にある霊場を参詣していただける方が増えることを望んでいる」と述べていた。
2024年2月8日号
千葉西 木更津成就寺で針供養会
【千葉西】2月8日「針供養会」が行われた。この行事は大正時代から一〇〇年以上続けられているもので、交通・商業の要所として栄えた木更津の文化としても知られている。
当日は、昭和初期に境内に建立された「針供養塔」前で恒例の法要が行われ、呉服店を営む自営業者をはじめ、和裁、洋裁サークルの先生や生徒が多数参列した。
法要中、参列者は供養塔前に供えられた豆腐やこんにゃくに役割を終えた針を刺し、それぞれの感謝を告げるのが習わしとなっている。
法要前に木村住職は「お世話になった針に感謝を捧げる優しい気持ちを、どうか能登半島地震で被害にあった方々へお届けしましょう。」と語り、参列者と共にお題目を唱え、能登半島地震で犠牲になった方々への追善回向も行われた。
2024年2月3日号
千葉北・法華経寺で節分会
【千葉北】法華経寺(新井日湛貫首)では2月3日節分追難会を厳修した。当日は午後1時と3時の2回法要が厳修されたが、どちらも今年度の加行僧出仕の中力強く執り行われた。今年初参加という年女の女性は「たくさんの修行僧さんに囲まれ緊張した。素足の傷が痛々しいが大きな声でお経を読んで頂き大変感激し参加でき本当に良かった。」と語っていた。法要後は数年にわたる屋根改修が終了した祖師堂回廊より豆まきが行われた。好天の土曜日ということもあり豆まきを楽しみに来寺した参加者も多く、加行僧や芸能人、法華経寺総代でもある田中市川市長など多くの来賓が新井貫首の「慈眼視衆生、福寿海無量」の発声の後、「福はうち、福はうち」の掛け声にあわせ福豆や菓子をまくたび、大きな歓声が上がっていた。