全国の通信記事
2023年11月29日号
茨城 歳末助け合い募金・唱題行脚
【茨城】布教師会(横川和克会長)は11月29日、ひたちなか市で「歳末助け合い募金・唱題行脚」を行い、僧侶20人が勝田駅前から福道寺(江田智行住職)へ約4kmの道のりを行脚した。紅葉鮮やかな晴天の下、お題目と団扇太鼓が響き、街なかの人々の注目を集めた。当日は募金も行われ、集まった154,509円を日蓮宗の「あんのん基金」と茨城新聞社の「愛の募金」へ寄託した。
2023年10月26日号
茨城 北関東教区檀信徒研修道場
【茨城】10月26日、北関東教区檀信徒研修道場が取手市瑞法光寺(速水壽慶住職)で開催され、僧侶・檀信徒120人が参加した。
参加者はまず法要に臨み、被災地の追悼と復興を祈念。続いてお題目写経と唱題行に取り組んだ。午後には京都市蓮久寺住職の三木大雲師が「信行の大切さ」と題して講演を行った。怪談和尚として知られ、怖い話に法話を織り交ぜた「怪談説法」でテレビやラジオにも出演する三木師。怪談を始めるきっかけになった暴走族の少年たちとの交流、貧しく苦しい時期に一度は神仏を疑ったが、不思議な縁と変化(へんげ)の人に助けられた体験などをユーモラスに語り、神仏は法華経を信仰する人を見守っていると熱弁。参加者からは「話が面白くて時間を忘れて聴き入った」との声が聞かれた。
相田要練宗務所長は閉会の挨拶の中で、「今日の盛り上がりを750遠忌の機運醸成につなげていきたい」と参加者に呼びかけた。
2023年9月27日号
茨城 一日荒行堂
【茨城】茨城県修法師会(長谷川玄應会長)は、9月27日に筑西市立正寺(齋藤要学住職)で一日荒行堂を開催し、本年度入行予定者3人を含む19人の僧侶が修行に臨んだ。午前10時の開堂式で長谷川会長が結界を宣言。僧侶たちの読経の声が大きく響いた。午後3時には檀信徒が集い、僧侶の水行を見守った。続いて県布教師会の岡田祥導専任布教師が法話。その後、修法師が祈祷を行い、檀信徒の身体健全などを祈願した。訪れた檀信徒は「なかなか見る機会がない修行を見ることができて感激した」と話していた。