全国の通信記事
2023年10月2日号
東京南 身延山開創750年団体参拝
【東京南都】東京都南都宗務所(長亮行所長)は10月2日、日蓮聖人御入山 身延山開創750年団体参拝を行い、教師・檀信徒合わせて230人が参加した。当日は組寺ごとに大型バス等で身延山御廟所に参集し、青年会が常経する中、日蓮聖人祖廟塔、御草庵跡を参拝した。身延山大学の講堂で昼食後、祖師堂にて豊田慈證身延山久遠寺布教部長より、300年前に身延山菩提梯を奉納した仁蔵氏についての法話を聴聞し、宗祖御報恩の御開帳法要で団参を結んだ。参加者の一人は、「参拝地ごとに担当した僧侶から詳しい説明もあり、身延山での日連聖人の姿を鮮明に感じることができた。また友人を誘ってお参りをしたい」と充実した顔を見せた。8年後の日蓮聖人750 遠忌に向け、僧俗一体となって日蓮聖人に思いを馳せた、実りある団体参拝となった。
2023年5月3日号
東京南 いのりの日
【東京南】宗務所主催「いのりの日」が5月3日、3年ぶりに大田区池上本門寺で開催された。コロナ前は蒸気機関で走るSLや池上太鼓など催し物を多数取り入れていたが、今回は自粛しフリーマーケットと僧侶檀信徒の出店のみとなったが、それでも大いに盛り上がりを見せた。の売り上げ金はは慈善事業に寄付する。。来年からはバザーフリーマーケットの形ではなく新たな「いのりの日」を展開していく予定。
2022年6月18日号
東京南 宗祖降誕800年慶讃報恩唱題行
【東京南】宗務所(長亮行所長)は令和4年6月18日午後2時より、「宗祖降誕800年慶讃報恩唱題行」(京浜教区共催)を東京都大田区池上大本山本門寺において開催した。
この唱題行法要は、東京都南部宗務所における800年慶讃事業の円成を記念する結願法要であり、池上本門寺貫首・菅野日彰管長猊下を導師に迎えて、管内参加者と教区内各管区所長以下数名に抑えて規制をして厳修されることとなった。
開式に続き、京浜教区長・東京都西部宗務所所長茂田井教洵師の挨拶があり、新型コロナウイルスによる影響下の一連の慶賛事業において、今般共催としたこと等の経緯について触れられ、教区として宗祖降誕800年慶賛事業の区切りを迎えたことについての経緯等を話された。
勤行の模様は池上本門寺チャンネルで同時配信され、大導師菅野猊下による説話を交えながら、唱題行は進められた。
唱題行の終わりに菅野貫首は、この音声(おんじょう)が人々に届くことにより、お釈迦様・お祖師様の慈悲の光明が広がって人々の生活の糧となることへ願いを述べられ。
最後に長所長の挨拶があり、常に人の溢れる大堂において行われたことへの報謝と孝道示現の御祖師様の御宝前で唱題行がなされたことへの歓びの旨が口にされた。
また同年5月3日に行われた同主催「仏教落語寄席&池上ご首題めぐり」において作成された万灯及び纏の奉納が御宝前に供えられた。
本来であれば「行」と付いている通りお題目をお唱えする修行であり檀信徒と共に行いたい処であったが、残念ながらコロナ禍という情勢に配慮して、僧侶のみ50余名によるものとなり檀信徒の参列は叶わなかったが、多数の僧侶が息をそろえてお題目を唱えるその姿に、会場となった大堂を参拝している方々が合掌して拝む様子、共に唱題する姿が散見されたのは一つの意義が感じられた。