全国の通信記事
2024年3月5日号
愛知尾張・中部教区檀信徒研修道場を開催
【愛知尾張】3月5日から6日にかけて、岩倉市長遠寺に於いて、中部教区檀信徒研修道場が開催された。今年度は尾張宗務所の担当で、中部教区各管区より合計44名の檀信徒が参加した。1日目の第一講では伊丹理惠師(京都市尊陽院内)が講師として登壇し、アーティスト・設計士と共に空き寺であった尊陽院を再建していく過程の話やそこで感じた想いを交えながら、「過去に縛られたり、未来を不安に思うのではなく、自身の心に素直になって今何をするべきなのかという事に目を向けて欲しい。」と語った。第二講では三大寺聡温師(犬山市妙感寺住職)が「菩提寺読本 お寺は誰の為にあるの」を題材に、宗門の歴史やこれからの社会における寺院と僧侶の在り方について語った。その後宿泊先のホテルにて夕食をとり、参加者同士で懇親を深めた。2日目の第三講では則武幸嗣師(あま市泉龍寺住職)が第二講に引き続き、「菩提寺読本 お寺は誰の為にあるの」を題材に、法華経と日蓮聖人の教えについて語った。講義終了後には、唱題行がおこなわれ参加者の力強い声が堂内に響き渡り、2日にわたる檀信徒研修道場は滞りなく終了した。
2023年10月30日号
愛知尾張 奈良日帰り団参
【愛知尾張】10月31日に尾張日蓮宗青年会主催の奈良日帰り団参が行われ、72人の檀信徒が参加した。
午前中に参拝した蓮長寺(河田行隆住職)では河田住職の法話を聴聞し、本堂や妙見堂を見学し、日蓮聖人が南都六宗研鑽のため奈良に遊学した際に拠点とした当山の歴史に思いを馳せた。
昼食は奈良公園内の飲食店でとり、団欒のひと時を過ごした。
また午後には東大寺に参拝し、国宝に指定されている大仏殿などをはじめ、様々な場所を見学した。
コロナ禍の影響で4年ぶりとなる開催となったが、参加者同士の懇親を深めつつ奈良の歴史や文化を感じる事の出来る有意義な団参となった。
2023年7月24日号
愛知尾張 第44回少年少女夏季修養道場
【愛知尾張】尾張日蓮宗青年会(市田智海会長)は7月24日から26日にかけて身延山の宝聚院麓坊を会場に、第44回少年少女夏季修養道場を開催し幼稚園児と小学生の10名が参加した。
1日目はお経練習や数珠の持ち方などの作法指導をした後、身延数珠土産品協同組合の協力のもと腕輪数珠作りをおこなった。夕食後の班対抗のゲーム大会では、参加者達の緊張も一気にほぐれ多くの笑顔が見られた。2日目は奥の院・思親閣への登山参拝をおこない、昼食時には各自が自作したおにぎりを食べながら登頂の達成感を味わい、その後御開帳を受けた。坊に戻った後は各自オリジナルの御守りを作り、1日目に作った腕輪数珠と共に開眼法要をおこなった。
身延山で過ごした3日間は普段の生活では体験出来ないことばかりで、参加者達にとって多くの事を感じて学ぶ素晴らしい時間となった。最終日には門前町を散策し、来年の再開を誓いながらバスで帰路に就いた。