全国の通信記事
2023年10月4日号
島根 管内布教講習会
【島根】島根県布教師会(小川廣延会長)が10月4日、5日の2日間で「管内布教講習会」を行った。会場は奥出雲町安養寺(田中祐司住職)。檀信徒並びに管内教師で約80名が参加した。
初日は安養寺檀信徒会による和讃、布教師会長導師によるお勤め後、福井県中部布教師会長で同県越前市妙智寺住職の坂井是真師による「いのちに合掌~みんなが佛さま」、続いて奥出雲町担当官による「仁多米はなぜ美味しいか」と題した公開講座があった。
二日目は会場を同町玉峰山荘に変え、管内教師が法話を行い坂井師から講評を頂く法話研修と「お坊さんは愉しい~救い救われる菩薩の道」と題した教師研修があった。
今回で71回目となる大変歴史のある講習会であるが、ここ数年長く続いた国のコロナ対策が大きく舵を切った中で、多数の参加者があり盛大に開催された。
2023年9月4日号
山口 中四国教区教学研修会
【山口】第37回日蓮宗中四国教区教学研修会が9月4日~5日に山口市湯田温泉にて開催され62名の僧侶が参加した。
第1日目は嗣学 岡田文弘師(岡山県妙興寺修徒)の講演が「現代における日蓮教学の ~五時教判は今日も有効か?~」の講題にて行われた。日蓮仏教(鎌倉時代の仏教学は令和の現在において通用するのか?また用いる必然性を示せるのか?を第1講から第3講に分けて資料を用い丁寧な説明を受けた。
第2日目は勧学院長 庵谷行亨師(静岡県宗長寺住職)の講演が「『宗義大網読本』第四章 三大祕法の開出」の講題にて第4講から第6講が行われた。宗義大網読本を用いて言葉の説明などを交えながら分かりと易い講演となった。
2日間にかけて6講の講演が行われ参加者から「有意義な時間となりました。」との声も聞かれた。
2023年8月26日号
香川・修養道場サマーキャンプ
〔香川〕高松市妙覚教会(佐々木義淳 泉立寺住職)において、八月二十六日、令和五年度第十七回日蓮宗香川県宗務所主催の修養道場サマーキャンプが行われ、僧侶・檀信徒約二十名が参加した。
修養道場サマーキャンプを始めるに先立ち、まず、石倉敬之所長(日妙寺住職)より挨拶をいただいた。
午前中は、参加者達は自分達で自我偈の経本を作成し、お経練習を行った。また、団扇太鼓と太鼓の練習と焼香の練習も行った。参加者達は、ものすごく興味を示していた。
午後からは、香川県の防災センターへ行きました。映像体験コーナーでは、防災をテーマとした映像により、防災の心構えを学びました。消火体験コーナーでは、火災映像に消火器などを使って、消火体験をしました。暴風体験コーナーでは、風速三十メートルまでの暴風を体験しました。煙避難体験コーナーでは、煙を充満させた建物内で、煙の中からの避難行動を体験しました。最近は、全国的に災害があり、また世界に目を向けても、増えてきています。今回の体験が参加者たちにとって、貴重な経験となりました。
夕勤で本日練習した団扇太鼓と太鼓を叩き、自我偈をお唱えした。
さらに、冨松尚央修法師会長が修法導師をし、参加した子供達や保護者に対して、学業成就・家内安全・身体健全・帰路道中交通安全を祈念して、修法師達による修法が行われた。
最後に、石倉敬之所長(日妙寺住職)より挨拶を戴き、令和五年度日蓮宗香川県宗務所主催第十七回修養道場サマーキャンプを締めくくった。