全国の通信記事
2023年9月4日号
山口 中四国教区教学研修会
【山口】第37回日蓮宗中四国教区教学研修会が9月4日~5日に山口市湯田温泉にて開催され62名の僧侶が参加した。
第1日目は嗣学 岡田文弘師(岡山県妙興寺修徒)の講演が「現代における日蓮教学の ~五時教判は今日も有効か?~」の講題にて行われた。日蓮仏教(鎌倉時代の仏教学は令和の現在において通用するのか?また用いる必然性を示せるのか?を第1講から第3講に分けて資料を用い丁寧な説明を受けた。
第2日目は勧学院長 庵谷行亨師(静岡県宗長寺住職)の講演が「『宗義大網読本』第四章 三大祕法の開出」の講題にて第4講から第6講が行われた。宗義大網読本を用いて言葉の説明などを交えながら分かりと易い講演となった。
2日間にかけて6講の講演が行われ参加者から「有意義な時間となりました。」との声も聞かれた。
2023年7月7日号
山口 山口県護法統一信行
【山口】宗務所主催の第48回護法統一信行が7月7日に山口市内のホテルにて開催された。檀信徒、寺院合わせて151人が参加した。
午前中に唱題行、寺庭婦人会による法華和讃、宗務所長渡邊泰宏上人導師にて祈願法要が行われた。午後より山陽小野田市埴生 妙蓮寺住職 吉本光良上人による講演「欲令集~佛の願いとは~」、万燈奉納が行われた。吉本上人による講演では「仏様は私達に何を期待しておられるのか」と言う内容で参加者に分かり易く話され「お題目を心よりお唱えして、皆、仏となりましょう。」と説いた。万燈奉納
では参加者全員で万燈に飾る花を一輪ずつ作成した。休憩時間には寺庭婦人会によるバザーも開催された。
コロナ流行により開催中止が数年続いたが無事に開催出来たことに所長より参加者に対して御礼の言葉を伝えると大きな拍手が起こり和やかな雰囲気で閉会した。参加者は「久しぶりだけど来て良かったね。」という声が聞かれた。
2023年5月28日号
山口 纏振りのパフォーマンス
【山口】5月28日、山口県の僧侶十数名と檀信徒たちが、美祢市美祢社会復帰促進センターにおいて開催された、豊田前 愛のまごころ矯正展にて、山口県教誨師会として纏ふりのパフォーマンスを行なった。会の発足は五年前。山口県には元々「講」といえるものが無く、纏も手作り、笛や太鼓も他県の指導や動画からの見よう見まねから少しずつ形にしていった。まといは元々火消しが用いた道具。聴衆の煩悩の火を消し去り、笛と太鼓の響きで矯正展を大いに盛り上げた。