全国の通信記事
2024年3月2日号
大阪市 檀信徒研修会
【大阪市】3月2日(土)午後1時半より、大阪府社会福祉会館に於いて令和5年度檀信徒研修会が大阪市宗林寺住職有本智成師を講師に『身延期に於ける日蓮聖人の歩みと教え』と題して行われた。
研修会開催に際し、下土井龍永宗務所長、武田家治檀信徒協議会長より挨拶があった。第一講(午後1時45分~午後3時)では、身延御入山の目的について監視黙諫・本地実践・法義述作・門下教育の4項目に分け、詳しく、丁寧にお話頂いた。第二講(午後3時20分~午後4時50分)では門下に宛てた御遺文を紹介しながら身延山での生活や師弟教育、各地の檀越への信仰増進の為の御教示の様子等を分かりやすくお話頂いた。研修会に参加した60名の人々は日蓮聖人の、時に優しく、時に厳しいお導きに、深い感銘を受け、日蓮聖人への想いを新たに帰路についた。
2024年2月25日号
京都2 藤原弘教師帰⼭式
【京都2】 令和6年2⽉25⽇、⼀⼼寺(与謝郡与謝野町⽯川)にて、初⾏藤原弘教上⼈の帰⼭奉告式が⾏われ た。4⼈の同⾏僧、檀信徒と共に⾏列の後、本堂で⼀読し、⽔⾏、そして本堂で報告式が⾏われ 修法師会⻑から許証、宗務所⻑から任命を受けた。 謝辞では、「壱百⽇の功徳を、皆様に御祈祷をしてお返ししていきたい。本当に皆様に⽀えら れて成満させていただきました。ありがとうございました。」と感謝の気持ちを述べた。 檀信徒の1⼈は、「弘教上⼈にご祈祷していただき、⼜撰経を当てていただき、胸が熱くなっ た。本当に嬉しいです。」と語っていた。
2024年2月24日号
京都1 こども祈祷や和讃奉納など
【京都1】2月24日、京都市上京区本山立本寺(上田日瑞貫首)で、日蓮宗京都府第一部宗務所・日蓮宗京都府第一部修法師会主催、日蓮宗京都府第一部檀信徒協議会・日蓮宗京都府第一部寺庭婦人会・京都日蓮宗青年会後援のもと、こども祈祷や和讃奉納、大国祷会、さらには参加した子供たちにはモルック大会が開催された。
寒空の下、境内にはおうどんやお蕎麦がふるまわれ、また、たこ焼きやフランクフルトのキッチンカーも出店し多くの参拝者で賑わった。今年は初めて国祷会に先立ち正午よりこども祈祷が執り行われ、子供たちの発育成就の御祈祷が行われた。参加した子供たちは、小さな手に数珠をかけ、お利口に合掌して御祈祷を受けた。その後、子供たちは、境内に移動し、令和5年度加行所成満の行僧2名による水行を見学。参拝者と一緒に合掌しお題目を唱え見守った。その後、隣の公園に移動し、モルック大会へ。全員が初めてでワクワクしながらスタート。慣れてくるとどんどん盛り上がり、最後は景品の幽霊飴を手に笑顔で帰っていった。
本堂では管内寺庭婦人会による和讃の奉納がされた。引き継ぎ、上田日瑞貫首導師にて修法師20名と行僧2名で「世界平和」「国家安泰」を願って大国祷会が行われた。参拝者は約70名。以前のコロナ禍よりは参拝者は戻ってきており、一人ひとりが一心に合掌しお題目を大きな声で唱えた。