全国の通信記事
2024年3月26日号
大阪豊能 身延山輪番奉仕
【大阪豊能】宗務所主催、檀信徒協議会後援の身延山輪番奉仕が3月26日に行われ、僧侶檀信徒54人が参加した。
身延山布教師の木下性俊師の法話を聴聞の後、身延山布教部長の豊田慈證師から輪番の委嘱を受けた桑木茂光宗務所長(能勢町蓮華寺住職)を導師に、心をひとつにして読誦唱題を行った。法要中、参加者を代表して畑譲檀信徒協議会会長が誓いの言葉を力強く述べた。
桑木所長は「台風直撃を受けての中止、そしてコロナが始まり8年間輪番が途絶えていました。人数もコロナ前より少ないですが、これからまた再開していけるよう祈念します」と挨拶した。参加した檀信徒は「久しぶりに身延山へお参りに来られてとても嬉しい。今回来られなかった皆さんも誘ってまたお参りに来たい」と笑顔を見せた。
2024年3月24日号
大阪三島 第38回青少年修養道場
【大阪三島】3月24日、大阪府三島青年会(三好億人会長)は第38回青少年修養道場を開催した。
平成30年の大阪北部地震で大きな被害を受け、本堂を新しく創り直した茨木市妙徳寺(三浦惠廣住職)が会場。
参加者たちは新築の本堂に足を踏み入れ、住職による説明を受けた。
「寺院の本堂が新しくなることは数百年に一度しかなく、貴重な機会だ。これが人生の最初で最後の体験だと思って、ぜひともしっかりと見てほしい」という呼びかけに、参加者は真剣な表情となった。
道場の後半には提灯造り体験と法要を執り行い、参加者たちの祈願の成就を願った。
時代の急激な変化により同管区の修養道場には大きな挑戦が求められていたが、
今回の道場には老若男女を問わず幅広い年齢層が参加しており、そこには海外からの参加者も含まれている。
青年会は今後も勢いをつけて青少年教化に取り組みたいと考えている。
2024年3月15日号
大阪豊能 第90回1日研修道場
【大阪豊能】主務所主催・檀信徒協議会後援の第90回1日研修道場が3月15日、豊能町法性寺で開催され、檀信徒35人が参加した。参加者は開式の法味言上と書写行に続き、池田市本養寺住職の難波見真師の講義「法華七喩。法華経に説かれる七つの喩え」を聴聞した。午後からは兵庫県たつの市常照寺副住職、谷口慈晃師による2部構成の法話を聞いた。谷口師は、第1部「笑顔で開運」で、笑顔をもって周囲の心を明るくすることが開運であり菩薩行の一環であると説き、第2部「お釈迦さまの遺言〜自灯明・法灯明〜」では、お釈迦様の教えを守りながら生きることが重要であり、それを後世や周囲に伝えることが善行であると説いた。最後に唱題行を行い、研修は締めくくられた。