全国の通信記事
2022年4月24日号
滋賀 護法統一立教開宗大会
【滋賀】4月24日に滋賀管区の護法統一立教開宗大会が長浜市の文芸会館で開催され、僧俗百三十名が参加しました。まだまだ新型コロナ感染症を考え、積極的な参加を呼び掛けることができないため、会場は空席が目立ちました。大法要が1時間そのあと、東京・法立寺住職 渡邉彰良上人による講演「お題目の力-新型コロナウィルスの日々から立ち上がるために-」が1時間半ありました。鎌倉時代の初めに日蓮上人が立著わされました立正安国論を紹介し、当時蔓延した疫病をお題目の力で乗り越えて法華経を広めた話を紹介してくれました。どんな災いでも、何かしらそこから希望を見出さなければならないと熱心にお話ししてくれました。
2022年3月8日号
滋賀・一日行堂
【滋賀】修法師会(福山賢晃会長)は3月8日、東近江市妙啓寺(中村龍明住職)にて一日行堂を開催。修法師6名が参加した。
9時、12時、15時と3回の水行と読経三昧、自身の信力増進と懺悔罪障消滅のため一心に修行に打ち込んだ。また、この一日行堂で積んだ功徳をもって、15時半より法楽加持を厳修。仏祖三宝諸天善神の法味言上、管内寺院の山門隆昌、会員の修法成就、祈願申込者の所願成就、国内外で猛威を振るう新型コロナウイルスの退散を祈念した。
福山賢晃修法師会長は「例年、檀信徒の特別祈祷していたのが三年前であり、それ以降は、修法師だけで執り行い開催している。当初、ここまで長引くとは思っておらず、なかなか終息を見ない中、行事などが中止、延期を余儀なくされている事を大変心苦しく思う。長引くコロナ禍にあって心が疲弊して余裕が無くなっているという事が多々見受けられる。僧侶、修法師として、心の安寧を与えるべく修法布教していかなければならないと改めて思う。」と述べた。
2022年2月20日号
滋賀・護法統一信行会
【滋賀】宗務所(佐橋龍岳所長)主催、檀信徒協議会(小林耕会長)協賛のもと護法統一信行会が2月20日、近江八幡市滋賀県立男女共同参画センターG—NETしがにて開催。教師檀信徒約80人が参加した。法味言上後、佐橋龍岳所長は「コロナ禍において大会等が開催することが難しく、特に、誕生寺でのご降誕八百年慶讃大法要を団体参拝にて計画していたものの、断念することとなり誠に残念であり悔しく思う。今年の信行会は午後からの開催と短縮したが、本日、講師としてお招きした村田上人は二度お断りしているので中止となることはどうしても避けたかった。今年中に新型コロナウイルスが終息することを切に祈る。」と挨拶した。その後、村田龍学上人(和歌山県養珠寺住職)を迎え「合掌とお題目とわたしたち」と題し講演。「“いのちに合掌”とは、常不軽菩薩品の二十四字“我深敬汝等 不敢軽慢 所以者何 汝等皆行菩薩道 当得作仏”であり、これが日蓮大聖人のお題目“南無妙法蓮華経”である」と自らの実践、体験と共に分かりやく例えを交えながら語った。講演後、修法師会による法楽加持で参加者の信行増進と疫病新型コロナウイルスの早期収束を祈願し信行会の最後を締め括った。