全国の通信記事
2020年5月16日号
大阪豊能 能勢町涌泉寺で法燈継承式
【大阪豊能】能勢町涌泉寺で、5月16日第28世山口法博師から第29世山口法光師への法燈継承式が営まれた。
法博師は昭和63年に就職就任し、亡妻・行修院日照上人と共に境内整備のほか、人形供養や彼岸会奉納ジャズコンサート等の行事で寺門興隆に努められた。法燈を継承した法光師は「日本で一番ありがとうを集めるお寺・来ていただいた方が元気に成るお寺。生活を脅かす出来事に光を注げるお寺」この三つをスローガンに檀信徒と共にあゆむことを誓った。
同寺はこの日のために準備を進めていたが、新型肺炎感染拡大防止のため、宗務所長・正副干与人・総代等総勢15人での縮小開催とした。
2020年1月21日号
大阪豊能 立正身延会が研修会と総会
【大阪豊能】身延山檀信徒研修道場修了者を中心に組織される豊能立正身延会(那須弘会長)の研修会と総会が1月21日、能勢町蓮華寺(桑木茂光住職)で開催され、会員ら55人が参加した。
桑木茂光宗務所長を導師に法味言上、年中安泰の祈願と今年度の会員物故者へ追善の誠が捧げられた。続いて服部厚志師(能勢町法華寺住職)の法話を聴聞。
その後、豊能日青会(山下義識会長)主催の寒行に参加。大勢の会員による唱題の声が能勢の山々にこだましていた。続いて総会・親睦会へと移り、さらなる同会の発展・寺院と檀信徒の和融を願った。
2020年1月8日号
大阪豊能 大威徳明王祭と鐘撞堂落慶法要
【大阪豊能】大阪府豊能町の法性寺で、年大祭である大威徳明王祭に合わせ、1月8日午前10時から豊能修法師会が出仕、檀信徒約100名が参列し盛大に鐘撞堂落慶法要が行われた。
法性寺鐘撞堂は地域に清浄な音を響かせていたが、平成30年9月の台風21号による災害で倒壊
、朽ちかけていた。
初めに法性寺本堂にて鐘撞堂落成がご宝前に報告され、和田充弘総代から「鐘撞堂の再建を望む方々の声が高まり、檀信徒で協力しようと建設資金を勧募することにしました。寺院関係の支援もあり宗祖御降誕800年の節目に向けて機運が熟し、令和元年10月に完成、本日の落慶を迎え、この鐘の妙音が檀信徒の絆を一層深めてくれるでしょう」と撞堂再建の経緯が述べられた。
続いて桑木茂光宗務所長から「近年災害も多く、古来より伽藍の保持は難しく世の無常の習いである。罹災より1年余りで復興をみるのは檀信徒の見事な結集の賜物であり、これを新たなスタートとして信仰に励み共にお題目の道を歩んで欲しい」と祝辞が述べられた。
続いて鐘撞堂にて梵鐘の開眼・除幕が行われ、檀家総代、参列者により鐘が撞かれ、清浄な妙音が地域に響き渡った。
法性寺は平成28年に住職が遷化、以来住職不在であったが後継者が決まり、檀信徒一丸となり新住職入寺の準備を進めている。