全国の通信記事
2024年4月14日号
大阪豊野・日乾上人第389遠忌法要
【豊能】「本郡授法の唱導師」と敬われる日乾上人の報恩の誠を捧げる 「寂照院日乾上人第389遠忌報恩法要」が4月14日、能勢町の 乾師堂で4年ぶりに盛大に開催され、檀信徒約40名が参拝した。乾師堂は日乾上人が能勢地方で初めて法華経を説いた場所である。 能勢門中、16ヵ寺が参加し井田法幹師を導師に報恩読誦会を営み、読経唱題が桜満開の晴天の元こだました。 法要後、森皓賢師による日乾上人や能勢の歴史に関する法話が行われ、檀信徒は真剣な表情で聞き入っていた。 この法要は僧侶檀信徒が心を一つにお題目を唱える大切な行事となっている。
2024年3月26日号
大阪豊能 身延山輪番奉仕
【大阪豊能】宗務所主催、檀信徒協議会後援の身延山輪番奉仕が3月26日に行われ、僧侶檀信徒54人が参加した。
身延山布教師の木下性俊師の法話を聴聞の後、身延山布教部長の豊田慈證師から輪番の委嘱を受けた桑木茂光宗務所長(能勢町蓮華寺住職)を導師に、心をひとつにして読誦唱題を行った。法要中、参加者を代表して畑譲檀信徒協議会会長が誓いの言葉を力強く述べた。
桑木所長は「台風直撃を受けての中止、そしてコロナが始まり8年間輪番が途絶えていました。人数もコロナ前より少ないですが、これからまた再開していけるよう祈念します」と挨拶した。参加した檀信徒は「久しぶりに身延山へお参りに来られてとても嬉しい。今回来られなかった皆さんも誘ってまたお参りに来たい」と笑顔を見せた。
2024年3月15日号
大阪豊能 第90回1日研修道場
【大阪豊能】主務所主催・檀信徒協議会後援の第90回1日研修道場が3月15日、豊能町法性寺で開催され、檀信徒35人が参加した。参加者は開式の法味言上と書写行に続き、池田市本養寺住職の難波見真師の講義「法華七喩。法華経に説かれる七つの喩え」を聴聞した。午後からは兵庫県たつの市常照寺副住職、谷口慈晃師による2部構成の法話を聞いた。谷口師は、第1部「笑顔で開運」で、笑顔をもって周囲の心を明るくすることが開運であり菩薩行の一環であると説き、第2部「お釈迦さまの遺言〜自灯明・法灯明〜」では、お釈迦様の教えを守りながら生きることが重要であり、それを後世や周囲に伝えることが善行であると説いた。最後に唱題行を行い、研修は締めくくられた。