全国の通信記事
2022年5月1日号
大阪市 大阪市妙圓寺で法灯継承式
【大阪市】5月1日(日)東住吉区泰岳山妙圓寺において午前10時より第3世吉田和香師の宣誓式、午前11時より法灯継承式をコロナ禍、人数を制限し、感染対策を十分に施した上で挙行した。宣誓式では神谷行俊大阪市宗務所長を前に、新住職は宗憲を重んじ管内の規約を守り、寺門の興隆に精進する事を誓われた。式中、神谷所長から日蓮宗宗務総長よりの住職承認の辞令伝達があった。
その後、法灯継承式において、導師を勤められた本山妙國寺貫首岡部日聡猊下から払子を託された新住職は御宝前にて奉告文を読み上げ、三宝給仕と寺檀和融に努め、更なる精進を誓われた。その後、歴代廟にて一読し、法灯継承の報告と、歴代上人の御回向を手向けられ、終始厳かな内に閉式を迎えた。
参列の檀信徒各位はコロナ禍、無事にお勤めできた安堵と入寺式を見届けた喜びと共に、今後新住職を支え、妙圓寺を益々盛り立てる意欲に満ち溢れた様子であった。
2022年4月29日号
大阪市 立教開宗慶讃法要
【大阪市】今年の立教開宗慶讃大法要は新型コロナウイルス感染拡大の為、中止を余儀なくされた。例年であれば聖徳太子の御廟のある磯長 叡福寺において僧俗併せて150人以上の人々が集い、法話や法要を執り行うのだが、本年は中止となった。しかし、4月29日午前10時より雨の降る中叡福寺の日蓮大聖人顕彰宝塔前に於いて神谷行俊宗務所長をはじめとし、顕彰宝塔建立に歴代がご尽力頂きました本傳寺様、宗務所役員、あわせて12名出仕のもと立教開宗慶讃法要が執り行われた。読経中、顕彰宝塔と納経塚にて焼香し、回向文では立教開宗の回向の後、新型コロナウイルス疫病病魔得度退散、並びに感染者の当病平癒 早期回復、医療従事者等 所々に関わる面々の身体健全、更に疫病病魔に罹り命終の各霊位の即身成仏仏果増進の祈りを捧げた。
2022年4月13日号
大阪市 長久寺第42世萬世院日壽上人一周忌法要
【大阪市】4月13日午後4時より、大阪市中央区、大圓山 長久寺に於いて第42世萬世院日壽(鎌田義嶽)上人の一周忌法要が営まれた。令和3年4月13日に遷化なされた日壽上人はコロナ禍により内々での葬儀となったが、この度は感染防止に十分に配慮しての法要となった。導師には全国親師法縁会縁頭、京都本山本法寺貫主 瀬川日照猊下。脇導師に阪神地区親師法縁会会長、尼崎長遠寺住職 池田博英僧正。同じく阪神地区親師法縁会副会長、堺本成寺住職 野村光俊僧正をお迎えし、法縁・縁故寺院等30人程の御来寺を賜り、厳かに執り行われた。法要後、遺弟の鎌田涼嶽上人がご挨拶の中で、日壽上人は気配りの人で、息を引き取る寸前まで看護師など、周りの人たちに気遣いをなされていた様子をお話しなさると、参列の方々は在りし日の日壽上人を思い、御遺徳をしのばれていた。