全国の通信記事
2023年7月27日号
兵庫西 たつの市大聖寺「てらっこ道場」
【兵庫西】7月27・28日、たつの市大聖寺(日野学誠住職)で「てらっこ道場」が開催され16名の子供が参加した。読経練習・水行の修行体験だけでなく、参加者が収穫した野菜でカレーを作り、ペットボトルを使った流しそうめんにもチャレンジした。工作ではジェルキャンドル作りや灯籠を制作し、その灯火の中で瞑想ヨガ体験も行った。この道場は参加者の母親がボランティアとして手伝い、地元の子供の食堂から食材の提供があった。日野住職は「地域の子供たちのコミュニケーションの場となるように続けていきたい」と語り、参加した子供は「仲良くなった皆と離れるのが寂しい、来年も参加したい」と感想を述べた。(谷口支局長)
2023年6月12日号
兵庫西 「第11回和讃の集い」
【兵庫西】6月12日に播磨寺庭婦人会和讃部(谷口万亀子部長)は滋賀県近江八幡市の村雲御所瑞龍寺門跡(詫間日郁門跡)で「第11回和讃の集い」を開催した。兵庫県西部管内から教師、寺庭婦人、檀徒37名が参加し、県内より本像寺(藤岡暎邦住職)寺庭婦人、檀徒3名も加わり和讃法要を営んだ。法要では「聖詠」「播磨の法華経讃歌」と共に新たに作詞した「村雲御所瑞龍寺和讃」が奉唱された。詫間門跡は「瑞龍寺のために和讃を作り奉唱して下さり、これ程のよろこびはない」と涙ながらに謝辞を述べた。参加者は「門跡様が和讃に感激される姿に心を打たれた、一緒に和讃を奉唱することが出来る仲間がいることに感謝している」と語った。
2023年6月11日号
兵庫西 檀信徒協議会総会
【兵庫西】6月11日、宗務所(市川町蓮泉寺安積尚志所長)において、令和5年度兵庫県西部檀信徒協議会総会が行われ、僧侶9名・檀信徒26名、計35名が出席した。
午後1時半より本堂で安積所長を導師に会員物故者追善法要が営まれ、追善の読経・お題目を捧げた。その後総会が行われ、前年度の事業報告・決算報告、並びに今年度の事業計画案・予算案などが審議された。また、今年度は任期満了に伴う役員の改選があり、松本昭仁氏(福崎町妙法寺檀徒)の会長退任と、小林良平氏(姫路市五軒邸法華寺檀徒)の新会長就任が承認された。小林新会長は「当会を発展させてきたお上人、役員の皆様の名を汚さぬよう、頑張って参りたい」と述べた。
総会終了後には、専任布教師の谷口慈晃師(たつの市常照寺修徒)による「自らを灯とせよ~いのちのつながり~」と題した信行研修が行われた。法話ではお釈迦様の教えを自分自身で学んで実践し、自分自身を信じて生きる「自灯明」、そしていのちのつながりの中に自分がいることを自覚することが、管内のテーマである「信仰相続」に繋がるのではないかと語り、参加者は熱心に聞き入った。