全国の通信記事
2023年6月18日号
京都2 第28回宗徒1日研修道場
【京都2】宗務所(髙野寛義所長)と檀信徒協議会(向井義昶会長)主催による第28回宗徒1日研修道場が、6月18日久美浜町妙久寺(内田能友住職)において開催され、管内教師・檀信徒あわせて約87名が参加した。
内田住職導師のもと法味言上にて開会し、午前の部では管内教師を講師に檀信徒に向けた法華経講義、お経練習の講義が行われた。法華経講義ではお自我偈の意味と重要性の説明を檀信徒は熱心に聞き、お経練習では大きな声で読み方などを学んだ。
午後の部では太鼓の打ち方、御遺文講義、仏事一般、唱題行が行われた。
お題目を慣れない2本バチで何度も練習し、御遺文講義では「光日房御書」から懴悔のお題目を信唱することで滅罪できることを学び、仏事一般では綺麗な合掌、仏壇の飾り方、仏教の所作を学んだ。最後の唱題行では、心を落ち着かせ世界平和を祈り心からお題目をお唱えした。
最後に質疑応答、宗務所長の挨拶とお題目3唱にて幕を閉じた。
檀信徒からは「もっと太鼓の練習がしたかった」「仏事の心得がとても勉強になった」などの感想があった。4年ぶりの開催であったが、熱心に講義を聞き、質問をされる姿を見て、改めて仏教や法華経の良さ、大切さを伝えていかなければと感じた。今回の研修で学んだことを各寺院に戻り、少しでも多くの檀信徒に弘めていって欲しい。
2023年2月25日号
京都2 厚海龍仁師の帰山報告式
【京都2】第再行を成満した厚海龍仁師の帰山報告式が2月25日、宮津市妙立寺(厚海経信住職)で行われ管内寺院並びに檀信徒が参列した。
華やかな音色を奏でる万灯を先頭に4人の同行僧、檀信徒と行列し無事に帰山した。その後水行、そして沢山の幣束が並ぶ本堂で報告式が行われ厚海経信修法師会長から許証を受けた。厳しい行を修した声が本堂内に響き、力強い修法を檀信徒はありがたく手を合わせ受けていた。
厚海龍仁師は帰山挨拶で、「一人の力ではできなかった、檀信徒の皆様、一緒に入行した皆様のおかげです、一人一人が円となり和となったからこそ無事帰山することができました。また再行は少ない人数であったが、協力し合い励ましあいながらすべてを出し切った行ができました。」と述べた。檀信徒からは「厳しい修行であるが、その貴重な体験を基にお寺を発展していただきたい」と期待された。
2023年2月23日号
京都2 藤原充静師の帰山国祷会
【京都2】参籠3回目を成満した藤原充静師の帰山国祷会が2月23日、与謝野町一心寺寺で行われ管内教師並びに多くの檀信徒が参列した。
4人の同行僧、檀信徒と共に唱題行列後、水行、そして本堂で国祷会が行われ厚海経信修法師会長から許証を受けた。報告文では入行までの熱い思いと、感謝が述べられた。檀信徒はうなづき、一心に合掌し藤原上人の思いを感じ無事の帰山を喜んだ。また髙野寛義宗務所長から「ぜひ10回目を目指していただきたい」と期待を寄せられ、厚海会長からは「コロナ禍で制限があり、不便があったと思うが無事に成満できてよかった。」と祝辞を頂いた。
藤原充静師は帰山挨拶のなかで、「檀信徒の皆さんの協力があって無地に成満できました。何かあるからではなく、何もなくてもお寺に来てご祈祷を受けていただきたい」と述べた。